株価のチャート形状から、自分好みの銘柄を探せたら、便利だと思いませんか?
SBI証券の「チャート形状銘柄検索」ツールを使えば、ひとつひとつ株価チャートを開いて確認する手間が省けます。
上昇トレンドや下降トレンドなど、25種類ものチャートパターンから、好みのものを選んで検索できるので、効率的に好みのチャート形状の銘柄を探せます!
SBI証券のチャート形状銘柄検索とは
出典:SBI証券公式サイト
SBI証券のチャート形状分析ツールは、上昇トレンドや下降トレンドなど、25種類のチャートパターンから、好みの株を探せる優れものです。
チャートの期間を1ヶ月や3ヶ月など、細かく設定できるほか、市場を東証プライムやグロースに絞り込むことも可能です。さらに、業種や値動きの大きさなどで、条件を組み合わせることで、簡単に自分好みのチャート形状の銘柄を探すことができます。
SBI証券に口座を持っている人なら誰でも無料で使うことができます。
チャート形状銘柄検索の基本的な使い方
それでは、SBI証券の「チャート形状銘柄検索」の基本的な使い方を紹介します。
SBI証券にログイン後、国内株式のページからチャート形状銘柄検索を選択します。
すると、チャート形状銘柄検索ツールが開きます。
調べたいチャート形状の期間を、1ヶ月や3ヶ月など、細かく設定できます。
また、市場を東証プライムやグロースに絞り込むことも可能です。さらに、業種や値動きの大きさなど、様々な条件を組み合わせて検索することもできます。
調べたい形状のチャートをクリックすることで、その形状をした銘柄を一覧で表示させることができます。
各チャートの下には、「チャート」「ニュース」「注文」「ポートフォリオ」のタブが用意されています。
気になる銘柄を見つけたら、これらのタブから詳細な情報を確認したり、取引をしたり、ポートフォリオに追加したりすることが簡単にできます。
自分好みのチャートを見つけよう!
チャート形状銘柄のおすすめ活用法
それでは、このチャート形状銘柄検索を投資に生かす方法について紹介します。
上昇トレンドの銘柄が探せる
株式投資では、上昇トレンドにある銘柄に注目することは有効な戦略のひとつです。
「トレンドイズフレンド」(トレンドには逆らうな、乗ることが重要)という相場格言があるように、一度上昇トレンドに入った銘柄は、それが持続する傾向にあります。
上昇トレンドの株は、多くの投資家が将来の値上がりを期待して買い注文を出すため、需要が高まり、株価が上昇しやすくなります。
反対に、下降トレンドの株は、将来の値下がりを懸念して売りが優勢になり、供給過多によって株価が下がりやすくなるからです。
そのため、チャート形状銘柄検索で上昇トレンドの銘柄を中心に分析することで、効率的に銘柄探しをすることができます。
株式市場全体の方向性を把握するのに役立つ
チャート形状の下に表示されているピンク色の帯は、その形に当てはまる銘柄の数を表しています。つまり、ピンク色の帯の長さから、市場全体のトレンドを把握することもできます。
上記を見ると、現在は「まだ下落?」「弱含み?」「急落?」といった下向きのチャートにある銘柄が圧倒的に多いことがわかります。
現在は下落相場であり、これだけの銘柄が下降トレンドにあることが視覚的に把握できます。
下落相場に強い銘柄探しができる
日経平均株価は、2024年7月をピークに約1ヵ月で大きく下落しています。チャート形状銘柄検索を使うと、このような環境下でも、上昇を続けていた下落相場に強い銘柄を調べることができます。
今回は、チャートの期間を1ヵ月で銘柄選択し、「上昇?」「まだ上昇?」「急上昇?」などの複数トレンドで選択してみます。
すると、上昇している銘柄が表示されます。
さいごに
株式投資では、株価が上昇している銘柄の方が、下落傾向にある銘柄よりも高い収益が期待できるケースが多いでしょう。
そのため、チャート分析ツールを使って、市場全体の動きや、活況な業界などを把握することは、投資の判断材料としても重要です。
チャート形状検索は、SBI証券に口座を持っていれば誰でも無料で使える便利な機能ですので、積極的に活用して、投資の参考にしてみてください。