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下落相場に最適!ディフェンシブ銘柄の特徴・注意点・探し方とは?

下落相場に最適!ディフェンシブ銘柄の特徴・注意点・探し方とは?
下落相場や相場の先行きに不安のある時期は、下落に強い銘柄の比率を高めるのがおすすめです。

そこで今回は、下落相場に強い銘柄とされている「ディフェンシブ銘柄」の特徴や注意点・探し方について紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。

 

資産を増やす株と守る株

 

株式市場で取引される銘柄は、その会社の特徴に応じて「資産を増やすのに向いている株」「資産を守るのに向いている株」に大まかに分類できます。

  • 資産を増やすのに向いている例:高成長株、高PER株、景気敏感株、新興株
  • 資産を守るのに向いている例:ディフェンシブ株、高配当株、低PER・PBR株

 

ディフェンシブ銘柄は下落相場向き

高成長・高PER銘柄ディフェンシブ銘柄の比較をまとめると以下のようになります。 

  高成長・高PER銘柄 ディフェンシブ銘柄
特徴 資産を増やす 資産を守る
相場との相性 上昇相場向き 下落相場向き
株価変動 大きい 小さい
業績 高成長・景気敏感 景気が影響せず安定

 

このように高成長・高PER銘柄などの資産を増やすための株は、投資家の注目度や業績への期待度が高いので、株価の値動きが大きくなりやすいです。

資産が大きく増える可能性がある反面、大きく資産が減ってしまうリスクもあるので、相場に勢いがある時期に買うのがおすすめです。

一方の資産を守るためのディフェンシブ銘柄は、大きな成長は期待できないですが、業績は安定しています。そのため、上昇相場で大きく資産を増やすことには向いていませんが、相場に勢いのない時でも、株価が下がりにくい傾向にあります。

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資産を守るディフェンシブ銘柄には、どんな銘柄が当てはまるんだろう?

  

ディフェンシブ銘柄とは?

 

通常は、増税やデフレで景気が悪くなると「車や家電などの高価な買い物は控えよう」「旅行や外出での出費を抑えよう」など節約志向が高まりますよね。

そのため、景気の悪化で需要が減ってしまう業種は、業績も下がってしまうのです

しかし、景気の良し悪しに関わらず生活する上で欠かせないので常に需要があるものもあります。それが、生活必需品や社会インフラです。

  • 生活必需品:食料品・医薬品
  • 社会インフラ:電気・ガス・水道・交通機関・通信

ディフェンシブ株のイメージ図

毎日の食事や病気になった時の薬、通勤で使う電車などは、景気が悪くなったからと言って急に使わなくなることはないですよね。

このような景気の悪化に強い銘柄を「ディフェンシブ銘柄」と呼びます。

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ディフェンシブは日本語で「防御的」という意味!

 

高配当で下落に強い

ディフェンシブ銘柄には、高配当な銘柄が多いです。

その理由は、大きな成長は望めないが業績が安定していて、配当を継続して出しやすい成熟企業が多いからです。値上がり益に期待できない分、配当金で株主に還元しているのです。

また高配当銘柄は、株価が下がると、配当利回りがより一層高まります。すると、配当目的の買いが入りやすくなるので、大幅な下落はしにくく下落相場でも底堅くなりやすいのです

配当金を多く出す成熟企業

関連記事:「配当利回りの高すぎる株」には注意しよう!高配当株の選び方とは?

ディフェンシブ銘柄の注意点

 

生活にかかせないものを扱うディフェンシブ銘柄は、

  • 景気に左右されにくく業績が安定している
  • 株価が急騰・急落しにくく下落相場に強い

という特徴があり魅力的ですが、ディフェンシブ銘柄にも下落するリスクがあることは覚えておいて欲しいです。

特に、社会インフラである電気やガス・通信などは、政府の方針変更で業績に影響がでる可能性があるので注意が必要です。 

 

社会の変化に注意

電気・ガスの業種への投資で気を付けたいのが、「電力自由化」による影響です。

従来は、東京に住む人は東京電力、大阪に住む人は関西電力というように決められた会社からしか買えなかった電力ですが、2016年に電力自由化によって、電力会社を各家庭が自由に選べるようになりました。 

新規参入する会社が増え、顧客の奪い合い競争になると、今まで独占状態であった会社は、業績が悪化するリスクが出てきます

また、通信業界も従来はNTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの3社が独占していましたが、近年は格安スマホで新規参入する会社が増え、価格競争も激しくなっています

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ディフェンシブ銘柄だから安定と一括りに考えるのではなく、社会の変化や動向による業績の変化に注目しながら投資することが大切です。

 

食品は価格帯に注目

生活必需品である食品も、一括りにせず企業ごとに考える必要があります。

例えば、低価格なファストフード店は景気が悪化して節約志向になっても、需要は増えそうですが、高級志向な外食からは足が遠のくのではないでしょうか。 

食品スーパーも、低価格な品揃えをしている店舗の需要は高まりますが、反対に付加価値の高い高級スーパーは厳しいかもしれません。

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消費者の目線になり「需要が継続しそうか」を考えて投資してみよう!

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ディフェンシブ銘柄の探し方

 

最後に、ディフェンシブ銘柄を探すのに役立つ無料のサイトをいくつか紹介します。

紹介するサイトは全て「ディフェンシブ銘柄」が一覧で表示されるものですので、どの会社がディフェンシブ銘柄に該当するのか分からない人にもおすすめなので、是非活用してみて下さい。

 

①株探

株探

参照:【ディフェンシブ】関連が株式テーマの銘柄一覧 | 株探

まず、おすすめなのが「株探」です。株探は、登録不要ですぐ使える無料のサイトです。

株探のメリットは、ディフェンシブ銘柄を利回り・PER・PBRなどで並び替えができたり、コードをクリックすると銘柄の詳細情報がすぐ見れるといった点にあります。

kabutan.jp 

②みんなの株式

みんなの株式

参照:「ディフェンシブ」カテゴリに関連する株(銘柄) - みんなの株式 (みんかぶ)

「みんなの株式」 も登録不要・無料ですぐ使えるサイトとしておすすめです。

みんなの株式のメリットは、操作画面が見やすくて分かりやすい点と、銘柄が関連度順に並んでいる点です。特に、関連度によって、ディフェンシブ銘柄の度合いが判別できる点が魅力です。

銘柄情報は、株探の方が豊富でまとまっている印象ですが、みんなの株式も銘柄名をクリックすると基本情報を見ることができます。

minkabu.jp

 

③SBI証券「チャート形状」検索

チャート形状検索

参照:SBI証券 チャート形状検索画面

最後におすすめなのが、SBI証券に口座開設すると無料で使える「チャート形状」検索です。

チャート形状分析のメリットは、ディフェンシブ銘柄をチャートの形で探すことができる点です。市場や値動きの大きさ、上昇トレンドのチャートなど条件を絞り検索することで自分好みのチャートを探すことができます。

詳しい使い方は以下の記事で紹介していますので、参考にして下さい。

www.sumire100m.com

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自分に合う使いやすいサイトを見つけて、是非活用してみて下さい♪