今回は、株式投資で役立つおすすめのツール「QUICKリサーチネット」を紹介します。
QUICKリサーチネットを使うことで、独自取材による分析レポートやアナリストの業績予想などをチェックすることができるので重宝しています!
QUICKリサーチネットの特徴
「QUICKリサーチネット」は、日本経済新聞社系列であるQUICK社の豊富な証券・金融データベースとアナリストコメントを融合させたリサーチレポートサービスです。
QUICKリサーチネットは、松井証券・楽天証券・auカブコム証券のいずれかのネット証券口座を開設すると有料利用できるようになります。
今回は、私が使っている松井証券のQUICKリサーチネットの画面で紹介します。※松井証券のQUICKリサーチネットは、税込330円/月で使えます。
- 個別銘柄のレポート情報が充実!
- アナリストの業績予想をチェックできる!
- 最大1年間の銘柄上昇・下落ランキングを調べられる
- 人気サービスや企業が開発した新商品のトレンド情報を発信
個別銘柄のレポート情報が充実「レポート総合」
QUICKリサーチネットでは、平日は毎日10本程度の新着レポートが提供されてます。
主に、企業訪問・決算説明をもとにした独自の業績予想レポートや、企業の最新業績動向や、沿革・業務内容のレポートなどが提供されています。
さまざまな企業が紹介されているので、新しい銘柄を探すきっかけに活用しています♪
銘柄検索で気になる企業をチェック!
また、銘柄名やフリーワードを入力して検索できるので、気になる銘柄のレポートをピンポイントで探すこともできます!
特に保有銘柄に関しては、自分が見落としている情報がのっていることもあるので、定期的に確認しています。
※レポートは、時価総額の小さい小型株のようにフォローしているアナリストがいない場合は表示されません。
アナリストの予想や評価がわかる!
また、個別銘柄のページでは、企業の概要・レポート・決算財務・株価チャート・企業公開情報・株主優待情報などが確認が確認できます。
アナリストの業績予想をチェック
「決算・財務」には、アナリストの業績や配当予想が掲載されています。※「CON」がQUICKコンセンサス業績予想です。
QUICKコンセンサス業績予想とは、証券会社など30社のアナリストが予想した個別銘柄の業績を集計して、その平均値を算出したものです。
会社予想通りの決算でも、コンセンサス予想を下回ると株価が下がることもあるので、市場予想を把握しておくことは投資をする上でとても大切です!
私の場合は、QUICKリサーチネットの業績予想や四季報の業績予想(四季報記者による予想)を参考にして、自分なりの業績予想を立てて投資に役立てています♪
アナリストの評価をチェック
「概要」では、アナリストの評価をひとめで把握できます!
株価格付の平均値は、各銘柄に対する証券会社等の投資判断を、QUICKの基準によって置き換えて平均を算出したものです。※もっとも強気の判断が「+2」、もっとも弱気の判断が「-2」です。
「何人のアナリストがフォローしているか?」で企業の注目度をはかったり、過去の格付け内容との変化を知ることができます。
最大1年間の銘柄上昇・下落ランキングを調べられる
投資をする上で、「どんな銘柄に資金が集まっているか」は重要です。
値上がりしている銘柄を見ることで、将来大きく上昇する可能性のある銘柄を初動で発見しやすくなるからです。そのため、値上がりランキングのチェックは欠かせません!
…とは言え、通常の株価ランキングでは前日比くらいしか見れません。
そこでおすすめなのが、QUICKリサーチの個別銘柄ランキングの活用です。
個別銘柄ランキングを活用しよう!
QUICKリサーチネットの「個別銘柄ランキング」では、値上がり率の大きい銘柄を前日比・1週間・1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月・1年間と期間ごとにスクリーニングできます。
ある程度長めの時間軸でスクリーニングすることで、たまたま上昇している銘柄ではなく、中長期的に上昇継続している銘柄を探しやすくなります。
長期的に上昇トレンドにある銘柄(1年間でもっとも上がった株)を調べたり、短期的に勢いのある銘柄(1週間でもっとも上がった)株を調べたりできるので、状況に応じて検索パターンを変えるのがおすすめです。
業種ごとの騰落率が調べられる!
ほかにも、業種ごとの騰落率を調べることもできるので、勢いのある業種を把握するのに活用できます♪
企業の人気サービスや新商品情報が豊富「とれんど選隊」
QUICKリサーチネットのとれんど選隊は、 「企業を知るには製品から」をコンセプトに、身近にある人気商品や新製品、新サービスなどの情報をレポートで配信されています!
商品内容をはじめ、開発秘話、商品化までの道のりなどのレポート(とれんど情報)や、季節や消費者ニーズに即応する各企業の取組みを商品紹介という形でレポート(とれコラム)が読めます。
ヒット商品が企業の業績アップにつながることもあるので、定期的にチェックしています♪
QUICKリサーチネットを使うには?
ここまで、QUICKリサーチネットについて紹介してきました。
企業をさまざまな角度から分析するためにも、QUICKリサーチネットは有益な投資ツールだと思います!
なお、QUICKリサーチネットは、松井証券・楽天証券なら、月額330円で使えます。auカブコム証券は月額550円ですが、前月の支払い手数料実績に応じて、利用料金が割引される仕組みとなっています。
<auカブコム証券のQUICKリサーチネットの利用料金>