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SBI証券の銘柄分析ツール「分析の匠」が凄い!機能や使い方とは?

SBI証券の銘柄分析ツール「分析の匠」が凄い!機能や使い方とは?

突然ですが、銘柄の分析って大変ではないですか?

ひとつの企業を分析するだけでも、過去数年分の決算書から業績をふりかえり、財務諸表の数字から会社の中身を把握し、さらには同業他社と比較したり…とやることは山ほどあります。実際、ひとりで何社も分析するのはかなり大変ですし、嫌になってしまいますよね。

私もそんな悩みを抱えながら、『企業分析の負担を減らせるツールはないか?』と探していたところ、SBI証券の「分析の匠」という無料の銘柄分析ツールを見つけました。

私自身、分析の匠を使う前と後とを比較すると、分析にかかる時間が大幅に減って、分析の精度も上がりましたので今回は、分析の匠の機能や使い方を紹介してみたいと思います。

 

SBI証券の銘柄分析ツールの魅力とは?

SBI証券の銘柄分析ツール「分析の匠」

SBI証券に口座開設をすると、無料で使える「分析の匠」は、過去の決算などから自動で集計した数字が、業績・財務分析・株価指標などの項目別にグラフや表で表示されまるツールです。

分析の匠でできること
  • 業績:決算の状況や、会社の業績予想の傾向を知れる
  • 財務分析:通期だけでなく、四半期ごとの売上や利益の伸びが知れる
  • 株価指標:過去のPERやPBRの推移が分かる
  • 銘柄比較:簡単に同業他社の比較ができる

業績

はじめに「業績」の機能を紹介します。

決算の進捗状況

SBI証券の銘柄分析ツール「業績」参照:SBI証券 エラン(6099)

まず「決算発表予定」では、進捗状況の良し悪しが「晴れ」「曇り」「雨」で表されています。これにより、業績の調子がパッと見ただけで判断できます!※業績の進捗率や、前年同期までの進捗率との比較などを元にして算出されています。

続いて、「今期進捗状況」では、会社実績・会社予想・コンセンサス予想・前年の会社実績がひとめで把握できるようになっています。※コンセンサス予想とは、複数の証券アナリストによる業績予想の平均です。

今期進捗状況のチェック項目例

今期進捗状況では、以下のような項目に注目してみましょう!

  • 会社の事前の予想通りの業績実績を出せているか?
  • 前年と比べて業績の進捗率は悪くないか?
  • コンセンサス予想と会社予想に差があるか?

さらに、過去3年分の会社の実績をグラフ化したものもあります。こちらは、グラフにカーソルを合わせると詳細な数値が見れるようになっています。 

会社の業績予想

SBI証券の銘柄分析ツール「業績」参照:SBI証券 エラン(6099)

続いて、「会社発表履歴」では、最長過去5年分の「企業の業績予想」と「通期実績」の推移が表示されます。ここでは、企業の業績予想と通期実績とのズレに注目してみて下さい。

会社発表履歴のチェック項目例

業績予想と通期実績とのズレから、企業の出す業績予想の数値が「保守的なのか?強気なのか?」を確認してみましょう!

通期実績よりも、業績予想の方が低い傾向にあるならば、保守的な業績予想を出しやすい会社と言えます。反対に、実績と同等や業績予想の方が高い傾向にあるならば、強気な業績予想を出しやすい会社と言えます。

⇒「決算短信の経営成績と来期予想の正しい見方とは?

さらに、タブを切り替えることで、売上高・営業利益・経常利益・当期利益・配当の5種類の項目をみることができ、こちらもグラフにカーソルを合わせることで、詳しい数値を見ることができます。 

 

財務分析

次に「財務分析」の機能を紹介します。

通期・四半期ごとの売上や利益の伸び率

SBI証券の銘柄分析ツール「財務分析」参照:SBI証券 エラン(6099)

SBI証券の「分析の匠」では、過去の決算書をふりかえらなくても、業績の推移を簡単にチェックすることができます。通期だけでなく、決算書にのっていない四半期ごとの業績がふりかえれるのも嬉しいポイントです♪

  • 通期業績推移:最大で過去10期分の業績と今期の業績予想をグラフ化
  • 四半期業績推移:最大過去20四半期分の業績の推移をグラフ化

さらに、タブを切り替えることで、業績・前期比・利益率の3種類のグラフを見ることができたり、グラフにカーソルを合わせることで、詳しい数値や増益率を見ることもできます! 

業績推移のチェック項目例

過去の業績推移では、以下のような項目に注目してみましょう!

  • 会社の業績に季節変動(1Qの売上が毎年多いなど)はあるか?
  • 会社の利益率に変動はあるか?
  • 前年の同じ四半期と比較して、業績はどうか?

⇒「【決算短信の読み方】決算の分析で重要な5つのポイントとは?

キャッシュフローの推移

SBI証券の銘柄分析ツール「キャッシュフロー」参照:SBI証券 エラン(6099)

最大過去10期分のキャッシュフローの推移も、確認できます。項目ごとに色分けされているので、ひとめで状況を把握することができます!

キャッシュフローのチェック項目例

キャッシュフローの推移では、以下のような項目に注目してみましょう。

  • 営業CFはプラスか?
  • 本業で稼いだ利益(営業CF)の範囲内で先行投資(投資CF)をしているか?
  • 現金や現金等価物が減り続けていないか?

⇒「キャッシュフロー計算書の見方とは?

 

株価指標

次に「株価指標」の機能を紹介します。

SBI証券の銘柄分析ツール「株価指標」参照:SBI証券 エラン(6099)

株価指標では、最大で直近5年間分予想PERとPBRの推移を確認することができます。過去にどの程度までPERやPBRが上昇したか(また下落したか)をチェックして、投資判断に役立ててみて下さい。

 

銘柄比較

最後に、「銘柄比較」の機能を紹介します。SBI証券の分析の匠を使えば、銘柄同士の比較も簡単にできます!

SBI証券の銘柄分析ツール「銘柄比較」

株価指標やアナリスト評価など、様々な項目を表形式で一覧比較したり、グラフ表示させることで視覚的な比較も可能です。※グラフで比較できるのは、投資指標・業績実績・直近四半期実績で、最大6銘柄までとなっています。

 

銘柄分析ツールは使い方も簡単!

銘柄分析ツールは使い方もとても簡単です。そのため、投資に慣れていない人でも、使いこなせると思います!

SBI証券の銘柄分析ツール「分析の匠」の使い方

個別銘柄について調べる場合

個別銘柄について調べる場合は、「SBI証券にログイン」⇒「銘柄名で検索」⇒「個別銘柄のページで業績をクリック」⇒「業績・財務分析などのタブをクリック」といった手順で見ることができます!

銘柄比較をする場合

銘柄比較をする場合は、「SBI証券にログイン」⇒「銘柄比較をクリック」⇒「別タブが表示されるので、比較したい銘柄を追加」⇒「比較表が表示される」⇒「グラフで比較をクリックでグラフが表示される」といった手順で比較することができます!

 

スマホのアプリでも分析の匠を利用できる!

スマホ版「分析の匠」参照:SBI証券スマホ株アプリ エラン(6099)

さらに、SBI証券のスマートフォン用の株アプリでも「分析の匠」を利用することができます。内容は簡易版となっていて省略されている部分もありますが、外出中などにサクッと確認するのに便利です!

 

まとめ

私自身、「分析の匠」を使いはじめたことで、ひとつずつ自分で情報を集めて整理する手間がなくなり、さまざまな角度から業績を分析できるようになりました。

また、普段から銘柄の情報収集に時間がかかっている人が「分析の匠」を使うことで、時間の節約になり、銘柄分析に割ける時間を増やすことにつながると思います。 

SBI証券の口座開設は無料ですし、ひとりで複数の証券会社の口座を持つこともできます!なにより、無料ツールとしての価値はとても高いので、企業分析の負担を減らしたい人は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

 
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銘柄分析には、GMOクリック証券の財務分析ツールもおすすめです!財務分析ツールは、財務諸表を自動でグラフ化して、着目すべき箇所まで診断してくれる優れものです。SBI証券の「分析の匠」にはない機能ばかりですので、ぜひ併用して利用してみてください!

⇒「GMOクリック証券の財務分析ツールで企業分析の負担が大幅減!