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証券会社の貸株サービスを徹底比較!貸株金利の高い証券会社はどこ?

 

今回は、各証券会社の貸株サービスについて比較していきます。

貸株金利貸株サービスの充実度など証券会社によっても異なるので、自分にあった証券会社をさがしてみてください♪

貸株サービスとは

貸株とは、自分の保有株を証券会社を通じて機関投資家の参加する貸株市場に貸出すことで、貸株金利を受け取ることができるサービスです。

貸株サービスは、SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券GMOクリック証券など、多くの証券会社が提供しています。

参照:SBI証券

貸株の仕組みやメリット・デメリットに関しては、以下の記事で解説しています。

www.sumire100m.com

それでは、各証券会社の貸株サービスを比較していきます。

 

貸株サービス比較①貸株金利

まずは、各証券会社の貸株金利を比較します。

貸株金利は、各証券会社が需要をもとに決めています。そのため、証券会社ごとに高金利な銘柄が異なっていたり、同じ銘柄でもどの証券会社を利用するかで貸株金利が変わってきます。

貸株金利の比較
証券会社名 通常金利 金利1%以上 金利2%以上 貸株銘柄数
SBI証券 0.01% 631銘柄 271銘柄 4271銘柄
楽天証券 0.01% 636銘柄 281銘柄 4270銘柄
GMOクリック証券 0.01% 626銘柄 237銘柄 4075銘柄
松井証券 0.2% 83銘柄 30銘柄 1540銘柄
マネックス証券 0.01% 62銘柄 37銘柄 3500銘柄以上

※2022年12月16日時点の銘柄数

SBI証券楽天証券GMOクリック証券の3社は、貸株金利が1%越えの銘柄が600銘柄以上あります。

貸株金利によって受け取れる金額が大きく変わるので、貸株をするならなるべく金利が高めの証券会社を使ったほうが有利です。

通常金利は、松井証券が0.2%とほかの証券会社の2倍の金利となっています。ただし、松井証券は貸株対象銘柄が約1500銘柄と、ほかの証券会社よりも少ない点に注意が必要です。

なお、証券会社によって銘柄ごとの貸株金利も結構変わります。

そのため、保有株の貸株金利を調べてからどの証券会社で貸株をやるかを検討するのも手です!※貸株金利一覧は、各証券会社の口座を開設+ログインすることで確認できます。

 

貸株サービス比較②貸株対象

つづいて、貸株対象の金融商品で比較します。

貸株対象の金融商品比較
証券会社名 国内株式・ETF 米国株式・ETF 単元未満株
SBI証券 ×
楽天証券 × ×
GMOクリック証券 × ×
松井証券 × ×
マネックス証券 ×

米国株式や米国ETFに関しては、SBI証券のみ貸株対象です。SBI証券であれば、2,000以上の米国株や米国ETFを貸し出して金利を受け取ることができます!

単元未満株に関しては、マネックス証券のみ貸株対象です。マネックス証券の「ワン株(単元未満株)」は、単元株式と同様に貸出すことができます!

 

貸株サービス比較➂貸株設定

つづいて、貸株設定の充実度で比較してみます。

貸株をおこなうと株主の権利も貸出されることになります。そのため、株を貸出したまま権利確定日を迎えた場合は、株主優待を受け取ることができません。

しかし、証券会社には自動で権利確定日に株を返却して、株主優待や配当金をもらえるように手続きをしてくれるサービスがあります。

貸株設定の比較
証券会社名 金利優先 株主優待優先 配当・優待優先
SBI証券
楽天証券
GMOクリック証券 ×
松井証券
マネックス証券

金利優先株主優待優先、配当・優待優先の3種類から設定できるのは、SBI証券松井証券楽天証券マネックス証券です!

※SBI証券は、2023年1月より配当・優待優先設定ができるようになりました。

貸株の設定は銘柄ごとにできるので、配当金や株主優待の有無で銘柄ごとに設定するのがおすすめです。

MEMO
  • 金利優先:常に貸株をする設定です。優待は受け取れず、配当金は「配当金相当額」として入金されますが、一番受け取れる金利が多くなります。配当や株主優待がない銘柄やETFを貸株する場合におすすめの設定です。
  • 株主優待優先:株主優待の権利日前に貸株が解除される設定です。権利を獲得したら、また自動的に貸出し状態となります。優待が受け取れて、配当金は「配当金相当額」として入金されます。配当がもらえない銘柄におすすめの設定です。
  • 配当・優待優先:配当と優待の権利確定日前は貸株が解除される設定です。株主優待と配当金両方を受け取ることができます。配当と株主優待の両方がもらえる銘柄におすすめの設定です。

 

貸株サービス比較④信用取引との併用

証券会社によっては、信用口座と併用できない場合があります。

また、併用できたとしても、信用取引の担保としている株式(代用有価証券)を貸株にできない場合もあります。信用取引を使っている人は注意が必要です。

貸株と信用取引の比較
証券会社名 信用口座との併用
SBI証券
楽天証券
GMOクリック証券
松井証券
マネックス証券 ×

 

貸株サービス比較⑤証券会社の信用格付け

2022年12月時点での格付け会社による信用格付けは以下のとおりです。

証券会社の信用格付け比較
証券会社名 長期格付けJCR 長期格付けR&I
SBI証券 A / 安定的 A / 安定的
楽天証券 なし A-/ ネガティブ
GMOクリック証券 なし BBB+ / 安定的
松井証券 なし BBB+ / 安定的
マネックス証券 BBB+ / 安定的 なし

参照:日本格付研究所 - JCR ・信用格付関連 |格付投資情報センター

上記の中では、ネット証券No.1のSBI証券の安定性がもっとも高い結果となっています。

貸株サービスは、万が一証券会社が倒産すると、株が返ってこないおそれがあるので、なるべく評価の高い証券会社をメインとして貸株をするほうが安心できます。

 

まとめ

各証券会社の貸株の特徴をまとめると以下のようになります。

貸株金利の比較
証券会社名 メリット デメリット
SBI証券 高金利銘柄が多い
米国株の貸株ができる
楽天証券 高金利銘柄が多い
GMOクリック証券 高金利銘柄が多い 配当優先ができない
松井証券 通常金利が高い 貸株対象銘柄が少ない
マネックス証券 単元未満株を貸株できる 高金利が銘柄が少ない

金利をメインで受け取りたい銘柄は、高金利かつ安全性の高いSBI証券がおすすめです。配当金が出る銘柄に関しては、権利確定日優先設定のある楽天証券もおすすめです!

また、ひとつの証券会社で貸株をおこなうと、万が一倒産した場合のリスクが高いので、証券会社を分散して貸株をするなどのリスクをおさえる工夫をしておくと安心です♪