みなさんは、株式の管理はどうしていますか?
最近、私は投資家のあいだで話題の投資管理アプリ「マイトレード(mytrade)」を使い始めました。以前からマイトレードの存在は知っていたのですが、セキュリティーの安全面に不安があったので、利用していませんでした。
しかし、「リリースされてから時間がたっても安全面に関するトラブルが起きなかったこと」や「無料でも使える機能が充実していたこと」などから実際に試してみたところ、証券会社のサイトでは見れないような角度から資産状況を把握できるので、今ではかなり重宝しています。
そこで、今回はマイトレードの特徴や機能、安全面などを徹底解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
追記:マイトレードのサービスは、2020年1月9日(木)16時00分をもって終了することとなりました。
マイトレードとは
マイトレードとは、取引を記録したり、運用成績を振り返ることができる便利なスマートフォン用のアプリです。20~30代を中心に、2019年1月時点で利用者数が5万人を突破しています。
マイトレードは無料で使えるFreeプランでも、資産推移や取引履歴、保有銘柄や現金の比率、年間成績などを自動集計したものを見ることができます。さらに一度登録してしまえば、毎日自動で更新されますので、その後の面倒な作業は一切ありませんでした!

登録さえしてしまえば、自動で更新されるので後は放置でOK!
- 複数の証券会社を一括管理できる
- 保有資産や資産推移を自動で管理できる
- グラフでパッと視覚的に把握できる
- 取引銘柄をチャートで振り返ることができる
マイトレードのおすすめ機能
早速、私が実際にマイトレードを使って、特に良かったおすすめの機能を厳選して紹介していきます!
保有資産の推移を振り返れる!
出典:マイトレード公式サイト
まず「保有資産」では、10営業日分の資産の推移をチャートで簡単に振り返ることができます!さらに、現在保有している銘柄の株価・評価額・含み損益・前日比がリスト表示されるのも嬉しいです。
ちなみに、無料で使えるFreeプランでも3口座まで登録ができるので、複数の証券会社で取引している場合は、一括で表示されるの管理も楽になりますよ♪
また、「年間成績」という項目もあり、自分の資産推移を、月ごとに年単位で振り返ることもできますので、自分で運用成績を集計する手間が省けます!
銘柄ごとの損益リストが便利!
参照:マイトレード公式サイト
「銘柄リスト」では、今まで取引してきた各銘柄の損益の累計額がリスト表示されます。銘柄ごとの損益リストが見られるおかげで、どの銘柄でどれだけ利益が出ているかを簡単に振り返ることができます。

投資が上手くいった銘柄=自分の得意な銘柄を把握できる!
過去の売買を振り返れる
参照:マイトレード公式サイト
先ほどの銘柄リストにある銘柄をタップすると、チャート上に過去の取引が表示されます。取引を視覚的に振り返ることができるので、重宝しています♪

株価の暴落時に、焦って投げ売りしていないか?などを振り返ろう!
売買計画を立てられる
利益確定や損切りのラインを設定することで、ラインを越えたらプッシュ通知やメールでお知らせをしてくれる機能もついています。ただし、リアルタイムで通知がくるのではなく、1日1回夕方以降の通知になりますので、その点は注意しましょう。
株価を頻繁売チェックする時間がない人でも、事前に計画を立てて設定しておくことで、『気が付いたら下がってた…』なんてことを防ぐ効果があります!
保有資産の割合をチェックしよう!
参照:マイトレード公式サイト
「アセットアロケーション」では、登録している全証券口座の資産比率を、円グラフや時系列チャートで確認することができます。(過去1ヵ月分)
さらに、表示形式を業種、市場、銘柄に切り替えることもできるので、『どの銘柄にどんな割合で投資してるか?』や『どんな業種に好んで投資しているか』なども簡単に確認することができる優れものです!
私自身、つい保有銘柄や業種に偏りが出てしまうことがあるので、現在どのような割合で投資しているかを定期的に確認し、保有銘柄の見直しに活かしています。

自分の保有銘柄を客観的に把握できる!
取引などを記録する日記機能がある
出典:マイトレード公式サイト
マイトレードには、「ノート/日記機能」がついています。日々感じたことや学んだこと、取引の振り返りなどを書いて、すぐに読み返せるようにしています。
特に取引で失敗をしたことを、失敗した理由や改善策を書き残しておくことで、同じような局面で役立つはずです。
マイトレードはFreeプランからの利用がおすすめ
ここまで、無料で使える基本的な機能を紹介しました。無料のFreeプランでも、機能はかなり充実しているのが分かるのではないでしょうか。
ちなみに、マイトレードには「Freeプラン」のほかにも、「Basicプラン」、「Proプラン」の合計3つが用意されています。
BasicプランやProプランを利用することで、口座登録数や閲覧可能期間が増えたり、分析レポートが充実します。
そこで、まずは気軽にFreeプランから利用してみて、より機能を充実させたと思えたら、他のプランを検討するのが良いと思います♪

まずは、無料のFreeプランから試してみよう!
マイトレードの始め方
続いて、マイトレードの始め方を簡単に説明します。まずは、スマートフォンやタブレッドを利用してマイトレードのアプリをインストールします。
すると、登録したメールアドレスに認証コードが送られます。続いて、アプリに認証コードを入力して、ユーザー登録をしましょう。あとは、必要な情報を入力して登録完了です。
初回の同期にはしばらく時間がかかりますが、完了したらプッシュ通知で知らせてくれますので少し時間をおいてみてください。
マイトレードの安全性
私自身、始めは『自動で証券会社の情報を集計するのって、セキュリティーは大丈夫なの?』と心配で利用を控えていました。
しかし調べてみると、マイトレードは送金や取引のツールではなく取引を管理するサービスなので、投資管理に必要となるページのみ(保有資産や取引履歴など)を取得しているとのことでした。
つまり、取引パスワードや入出金パスワードを登録をする必要はありません。参考のため、マイトレードの利用に必要な情報を記載しておきます。
- メールアドレス
- 証券口座のログインID/パスワード
- 年齢・性別・都道府県・職種
セキュリティ対策に力を入れている
また、社内に高セキュリティールームを設置したり、預かったデータは通信時も保管時もすべて暗号化するなどの対策もとっているそうです。
実際、マイトレードがリリースされてからしばらく経っていますが、今のところ安全面に関するトラブルも起きていませんので、過度に心配する必要はないと思っています。
マイトレードの注意点
対応している証券会社が限られる
まず、マイトレードは対応している証券会社が限られていて、2019年7月時点では以下の8つの証券会社で利用ができます。
基本的に大手ネット証券には、しっかり対応しています。残念ながら現在対応していない証券会社であっても、将来的には対応する可能性もありますので、今後に期待しましょう!
データ反映までにタイムラグがある
また、マイトレードは、リアルタイムで反映されるわけではなく、1日1回相場が閉じた15時以降〜夜にデータを順次更新されます。このとき、有料会員から優先して集計されますので、少しでも早く集計してもらいたい人は、有料会員になるのも手です。
ちなみに私は、当日の取引は、翌日以降に振り返っていますので、集計に関して特別不自由を感じていません。
まとめ
マイトレードを使うことで、年間成績や銘柄ごとの合計損益、保有資産の割合など証券会社のサイトでは表示されない情報を見ることができるようになります!
私自身、マイトレードを使ったことで、自分で記録する手間がなくなりましたし、さまざまな角度から資産状況を把握できるようになりました。
普段から株取引の管理や記録に時間がかかっている人も、マイトレードを使うことで、浮いた時間を銘柄分析や勉強などに有効活用できるようになると思います。そして、なにより無料で始められますので、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。