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年初来高値・安値とは?意味や投資への活かし方を解説!

 

株式投資をやっている人であれば、年初来高値や年初来安値を更新した銘柄に注目している人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、株の新高値・安値の意味や投資への活かし方などを解説していきます!

年初来高値・年初来安値とは

株の年初来高値は、年初から現時点まででもっとも高い株価をつけたことを意味します。反対に年初来安値は、年初から現時点まででもっとも低い株価をつけたことを意味します。

ただし、気を付けたい点があります。それは、1月から3月までは、比較データが少ないこともあり、一般的には昨年の年初から現時点までの株価を基準としている点です。

そのため一般的には、以下のようになっています。

  • 1月から3月末まで→昨年来の新高値・新安値
  • 4月以降→年初来の新高値・新安値

今年を例にすると、2022年1月から2022年3月末までは、2021年の年初から現時点までの高値・安値が表示され、2022年4月以降は、2022年1月から現時点までの年初来高値・安値が表示されます。

このような背景から、1月から3月までは新高値・新安値銘柄は出にくく、4月になると一気に銘柄数が増えやすくなる傾向にあります。

女の子
スミレ

年初来の定義が3月までと4月以降で変わる点に注意!

 

過去1年間の新高値・新安値を更新した銘柄を探すには?

年初来高値・安値は、銘柄や業種の強さをはかるのに役立つものの、時期によって比較データの期間が大きく変わってきてしまうデメリットがあります。

極端な例だと、3月30日は1年3ヵ月の中の新高値と新安値ですが、4月1日には3ヵ月間の中の新高値と新安値ということになります。

そこで年初来高値・安値ではなく、過去1年間を基準とした新高値・新安値更新銘柄をさがす方法を紹介します。

52週間新高値・新安値が役立つ!

それは、「52週間新高値・新安値」を使うという方法です。52週間は、7日間×52週間=364日なので、おおむね1年間を基準とした新高値・新安値です。

これなら、時期による比較データのばらつきが出ないので使い勝手がよくなりますね♪

なお、52週間新高値・新安値は、マネックス証券の情報でかんたんに見ることができます。

マネックス証券にログイン→マーケット情報→本日の銘柄動向(新52週高値・新52週安値)で、過去1年間と比較して、新高値・新安値を更新した銘柄を一覧で表示させることができます!(取引所や業種で絞った検索もできます♪)

さらに、マネックス証券には、銘柄分析ツール「銘柄スカウター」があるので、新高値や新安値銘柄の中から気になる銘柄情報をすぐに調べることができます♪

www.sumire100m.com

 

52週新高値を投資に活かすには

新高値の投資への活かし方として、52週新高値を更新した銘柄の中から投資先を探すのもひとつの手だと思います。

1年ぶりに高値を更新した銘柄には、会社の成長や変化がおこっている可能性があります。来的にさらなる上昇が期待できることもあるので、「なぜ株価が上がっているか」を分析してみると面白いと思います。

また、新高値更新に頻繁に出てくる銘柄よりも、新しく新高値一覧に出てきた銘柄のほうが注目度が低く上昇余地があって狙い目なこともあります。

反対に、52週新安値を更新した銘柄は、相場環境にもよりますが株価が下がり続ける訳あり銘柄が多いので安そうだからと安易に買わず、業績の回復や上昇トレンドへの転換をまってから買うほうが安心です。

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スミレ

強い銘柄をさがすのに役立つ!