株式投資の育て方 -個人投資家のお悩み解決ブログ

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【株価暴落】コロナショックで学んだことの振り返り

 

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投資家人生で今までにないくらい激動の数か月を過ごしています。

歴史的な大暴落を経て、ようやく株価も反転してきました。私の資産も一時的にかなり減りましたが、なんとか年初来プラスが期待できるくらいまでに回復してきました。

これにより心の余裕もでてきたので、暴落を日記形式で振りかえってみたいと思います。(まだまだ、不安定な相場は続くと思いますが…)

暴落初期

2/28

1週間リバウンドなく毎日下げる経験ははじめてでした。ただ、そろそろリバウンドするかな…と考えていたので精神的にはまだまだ余裕がありました。

コロナウイルスで、観光、ホテル、旅行、航空、イベント、スポーツなどの企業に一時的に大きな損失がでます。

しかし私の場合は、コロナショックの影響が限定的な株に投資していたので、連れ安(コロナショックが直接に影響しないにもかかわらず、暴落につられて下落していた)しただけで、過去の経験上すぐに反発するだろう…と考えていました。

3/10

しかし、あまりにも勢いよく売られるので、一時的に小型株からリスクの少ない大型株へ入れ替えました。

「株価の暴落耐性のありそうな大型株へ変えておき、セリングクライマックス感がでたら、買っておいた大型株を成長株へ入れ替えよう。」

「そうすれば、下値リスクを抑えつつ安くなった成長株を買える」と考え、PFの2~3割を一時的に大型株へ入れ替えました。

www.sumire100m.com

 

さらなる暴落が… 

そろそろ、反発するだろうという期待を裏切り、株価はどんどん下落していきます。

3/12

とてもつらかったですが、「ノーポジにして相場を眺めるよりも、損を感じながら受け切ったほうが学びは大きいはず!これを乗り越えられたら、自分の中で大きなプラスになる!」と思い必死に耐えています。

 

株を全部売って楽になりたいと思った

しかし、この後かなり取り乱しました。

日中は比較的冷静に対応していたのですが、夜になると「NYダウが-7%」、「日経平均先物の−6%」、「PTSでの新興市場株の−10%超えの投げ売り」、「Twitterでの悲壮的な書き込みが一気に増える」の状況を目にします。

この状況をみて、明日はもっともっと下げる…逃げたい、ノーポジにしたい、これ以上資産を失いたくないと感情的になりすべてを投げ売りしたい気持ちになりました。

(恐怖って人の判断力を一気に下げるんだなと実感。本能的に逃げたくなりますね)

この時は、恐怖から冷静な判断力を完全に失っていたと思います。ただ、深夜1時くらいだったので、市場が閉まっていたこともあり投げ売りはできません。

そこで、冷静さを取り戻すために売った未来はどうなるのかを想像することにしました。

投げ売り後さらに株価が下がった場合

株を投げ売りする→今よりも株価下がる→もっと下がりそうだし、これ以上お金減らしたくないから、結局買えない。

投げ売り後さらに株価が上がった場合

株を投げ売りする→今よりも株価上がる→また下がるかもと買えない→さらに株価上がる→ますます買えない→完全に株価戻し相場が落ち着きを取り戻す→おそるおそる買う…?

結論

今株を売っても、株価が上がったところで買い戻し、下がったところで売り。を繰り返すことになり、結局なにもしないほうが良かったと、一番取返しのつかないパターンに陥るのでは?

結果、「今株を一度手放してもいいことなさそう」という結論に至りました。

こんな暴落の最中でも、腰を据えて保有している人がいるから値が保たれているんだ。と考え自分を落ち着かせました。

3/17

 

株価反転?

3/19

ようやくディフェンシブ系の大型株を中心に反発しだします。

ただ、このあたりの大型株は下落幅は20%程度で上値は限定的。それなら、たたき売られて株価が半分から1/3になった小型成長株のほうが上昇のうまみはあるのでは??と思い大型株から小型株へ買い戻しました。

このときは、「売りたい株はないのに、買いたい株が多すぎる―!」状態で、入れ替えがとても難しかったです。

4/7

そうしている内に、今まで大きく下げていた小型株が勢いよく反発しだします。

私は、アベノミクス世代なので、日銀の買い支え(追加緩和)=買いという意識もありやや強気に。…というような経過で今に至ります。

 

暴落時に考えたこと、やってよかったこと 

あらかじめ損失を受け入れておく

通常時に冷静な分析ができても、大きな恐怖を感じると判断力が低下して、一気に思考停止。恐怖に支配され投げ売りしたくなるのが株のこわいところです。

例えば、準備ができていない状態でいきなり大暴落を目にすると、思わず投げ売りしたくなります。

そこで、私の場合は、あらかじめ損失を想定しておくことで冷静さを保っていました。(NYダウが-3%下がってるから、新興株中心の私のPFは翌日-5%程度の下落は覚悟しよう。→評価額を実際に計算しておく。→そこまでいっても想定内と割り切れる。反対にこれより損が少なかったら、すこしだけ得した気分になれる。笑)

どこまで下がるか分からないから恐いはず。資産の評価額がどのくらい減るかを計算して最悪のケースを想定しておく。それでも問題なく日常生活が送れるのであれば大丈夫。と考えました。

キャッシュポジションを変えなかった

キャッシュポジションを持たず、フルポジで被弾したので、損失は大きかったです。

しかし、そのおかげでいつ買う?売る?といった売買のタイミングをはからなくて済みました。結果、よりいい銘柄へ入れ替えることだけを考えて集中できたので良かったです。

信用取引しない

割安株がゴロゴロしていたので、つい信用買いをしたくなりました。しかし、これ以上資産の変動が大きくなったら、余計パニックに陥る可能性も高くなります。

また、退場という最悪の事態を避けるためにも、やるべきでないと再認識しました。

先行きが明るいときには、お宝株は残っていない

株式市場の混乱が収まり、先行きの見通しが立ってから、株を買えば良いと思うかもしれません。しかし、不透明感が消えたころには超割安のお宝株も消えているはずです。

周りが売っているときに買うからこそ、将来大きなリターンを生む株を手にすることができるんだと思います。

 

さいごに

まだまだ、不安定な相場は続くと思いますので、このやり方が正解だったかはわかりません。

しかし、自分の中で納得のいく方法を実行できたので、まずは良しとしました。はやく、日本や株式市場に平穏が戻ってくることを願ってます…!