突然ですが、日本経済新聞を無料で読む方法を知っていますか?
日経新聞とは、経済や企業に関する情報を中心に取り扱っている新聞で、まさに投資や仕事で使える情報の宝庫です!そのため、ぜひ読んでほしい新聞のひとつなのですが、実は購読には毎月結構な利用料(宅配:月額4,900円/電子版:月額4,200円)がかかってしまう難点があります。
そこで、『日経新聞には興味があるけど、金額が高くて迷っている…』という人にむけて、今回は楽天証券を使って日経新聞を無料で読める裏ワザを詳しく紹介していきます!

日経新聞を購読したいけど、毎月の負担を考えるときびしいかも…。

楽天証券を使えば、日経新聞が無料で読めるんだよ!
「日経テレコン」とは
日経テレコンとは、過去30年分の国内外の新聞や雑誌などの情報をデータベース化した会員制のビジネス情報サービスです。分かりやすく言うと、「投資や仕事で役立つ情報が蓄積されている膨大なデータベース」のようなものです。
この膨大なデータベースの中から、気になるワードで記事検索ができるのが日経テレコンの魅力です!さらに、日経テレコンの契約をしていると、日経新聞を過去3日分まで読むことができます。
しかしながら、毎月の利用料金が気になるところです。ちなみに「日経新聞」、「日経テレコン」、「楽天証券版日経テレコン」のそれぞれの毎月の利用料金は以下のとおりです。
月額 | 年額 | |
日経新聞電子版 | 4,200円 | 50,400円 |
日経テレコン | 8,640円+記事代金 | 103,680円+記事代金 |
楽天証券版の日経テレコン | 0円 | 0円 |
上記のように日経テレコンは個人で契約しようとすると、かなり高額な利用料になってしまいますね。一方で、 楽天証券版日経テレコンなら完全無料で利用できます!
ただし、楽天証券版日経テレコンは、日経テレコンのすべての機能が使える訳ではなく、一部の機能が無料で使えるというイメージです。

無料で使える機能ってあまり期待できないんじゃない?

そんなことないよ!無料でも機能はとても充実しているんだよ!
楽天証券版「日経テレコン」の機能
それでは、楽天証券版の日経テレコンの機能をご紹介します。楽天証券版の日経テレコンは、楽天証券に口座開設するだけで「きょうの新聞」、「記事検索」、「日経速報ニュース」の3つの機能が使えるようになります!
きょうの新聞
まず、楽天証券版の日経テレコンには「きょうの新聞」という項目があります。こちらで、日経新聞や日経産業新聞などを過去3日分まで読むことができます。
- 日本経済新聞朝刊
- 日本経済新聞夕刊
- 日経産業新聞
- 日経MJ(流通新聞)
- 日経地方経済面
- 日経プラスワン

日経新聞が読めるだけでなく、他の新聞まで無料で読めるのはすごい!
閲覧できる新聞は、過去3日分までなので、読み忘れてしまうと消えていってしまうデメリットはありますが、それでもここまで無料で読めるのはありがたいですね。
では、実際の画面での見え方を簡単にご紹介します。まず「きょうの新聞」から、読みたい新聞と日付を選んでクリックします。
すると、以下のように新聞の見出しが一覧で表示されます。
一覧の中から気になる記事をクリックすると、以下のように記事の詳細が読めるようになります!文字も大きくスマホでも読みやすい構成になっていますね。
さらに、添付されている新聞記事のPDFをクリックすることで、図やグラフ・写真なども新聞記事通りに見ることができます。ただ、PDFをダウンロードする手間がありますので、気になる記事だけPDFを閲覧するように工夫して利用するのがおすすめです!
記事検索
続いて、私が一番重宝している「記事検索」をご紹介します!記事検索とは、自分調べたいキーワードを入力すると、新聞記事を過去1年分までさかのぼって検索することができる機能です。
私は、この記事検索機能を、投資で企業分析をする際に重宝しています。
では、実際に検索してみます。まず記事検索で、「検索したいワード」や「検索範囲を指定(見出し・本文・キーワード)」などを選択して検索をします。今回は、大手コンビニチェーンである「ローソン」で入力してみます。
すると、以下のように検索結果が一覧で表示されました。
先ほど紹介した日経新聞や日経産業新聞などの新聞のなかで、「ローソン」を含んでいる記事が一覧で表示されています。
「ローソン」で検索した場合の見出し例
- ヒットの予感―コンビニコーヒー、脱ストロー、エシカル意識、抵抗感薄く
- ローソン、玄米専用品種「金のいぶき」を使用した商品を順次発売
- こう読む)ローソンの「未来」を占う愛媛と沖縄の「民力」
- コンビニ、飽和にあらず――次の成長「店舗数」武器に
- 「脱・24時間」コンビニの行方は―
引用:日経テレコン(楽天証券版)見出し

上手に使えば、「同業他社の情報」や「業界全体の情報」も入手できる!
このように企業名で検索することで、過去の記事を一覧で見ることができます。情報の種類は、新商品の情報やその業界に関する情報などさまざまです。こちらは、新聞記者が独自に調査した内容ですので、企業HPなどには掲載されていないので貴重です!
正直、ここまでチェックしている投資家はそれほどいないと思いますので、記事検索機能を利用することで、他の投資家よりも一歩リードできるのではないでしょうか。
日経速報ニュース
楽天証券版の日経テレコンには、「日経速報ニュース」という機能もあります。日経速報ニュースとは、「日経電子版」の速報ニュースに、プレスリリースや人事ニュースなどを加えたものです。
最新情報をチェックしたい場合は、こちらを読むのがおすすめです!また、「主要」「経済」「国際」「産業」「マーケット(決算・財務、商品、株式、市況)」などに分類されてますので、気になる項目だけをチェックすることもできます!
楽天証券版の日経テレコンの使い方
最後に、楽天証券版の日経テレコンの使い方を簡単にご紹介します。
スマートフォンで閲覧する方法
スマートフォンで日経テレコン(楽天証券版)を利用する場合は、楽天証券のスマホ株アプリ「iSPEED」を使用します。
まず、「iSPEEDにログイン」⇒「メニューをクリック」⇒「Marketet Todayをクリック」します。
続いて、 「日経テレコン(楽天証券版)をクリック」した後、ご利用許諾条項に目を通し「同意する」をクリックします。
すると、日経テレコン(楽天証券版)を利用できるようになります!右上の黒いボタンをクリックすることで、以下のようなカテゴリーが一覧で表示されます。
パソコンで閲覧する方法
日経テレコン(楽天証券版)は、パソコンで閲覧することも可能です。PCで利用する場合は、取引ツール「マーケットスピード II」をダウンロードしてください。
まず「マーケットスピード IIにログイン」⇒「ニュースをクリック」⇒「日経テレコンをクリック」します。 そして、ご利用許諾条項に目を通し「同意する」をクリックしてください。
すると、日経テレコン(楽天証券版)をパソコンで利用できるようになります!
ちなみに、 取引ツール「マーケットスピード II」は、これまで一定の条件を満たしていない場合は有料(税込2,700円/3か月)でしたが、2019年6月24日(月)から利用料が無条件で無料に変更となります!※2019年06月9日現在は、まだ無料化されていないものの、初回3か月無料で使えますので、まだ利用したことのない人は今からでも無料で使えます!
まとめ
楽天証券の日経テレコンは無料で使えるにもかかわらず、日経新聞や日経産業新聞などが3日分読める優れたツールです。経済新聞は、幅広い分野が取り扱われますので、情報収集が自分の得意分野に偏ってしまうのを防ぐ効果もあります!
さらに記事検索で得られる情報は、投資家にとって大きな武器となりますので、投資家であれば、これだけで利用する価値はあると思います。
楽天証券版の日経テレコンは、楽天証券に口座開設するだけで無料で利用できますので、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか?