株式投資にかかる手数料はなるべく抑えたほうがいいですよね。実際、同じ株を買う場合でも、どの証券会社を使うかで手数料は変わってきます。
そこで今回は、ネット証券の現物取引の手数料を比較していきます。現在の手数料が手数料が高いと感じている人は、ぜひこの機会に見直してみてください♪
2019年8月更新
現物取引の手数料比較
ネット証券の取引手数料は、「1注文ごとの金額で手数料が決まるプラン」と、「1日の合計金額で手数料が決まるプラン」から選択できるのが主流になっています。
1注文ごとの金額で手数料が決まるプラン
まず、1注文ごとの取引手数料は以下の通りです。
証券会社名 | ~10万円 | ~20万円 | ~50万円 | ~100万円 |
ライブスター証券 | 80円 | 97円 | 180円 | 340円 |
GMOクリック証券 | 88円 | 98円 | 241円 | 436円 |
SBI証券 | 90円 | 105円 | 250円 | 487円 |
楽天証券 | 90円 | 105円 | 250円 | 487円 |
auカブコム証券 | 90円 | 180円 | 250円 | 990円 |
SMBC日興証券 | 125円 | 180円 | 400円 | 800円 |
マネックス証券 | 100円 | 180円 | 450円 | 1,000円 |
松井証券 | 1日の約定代金合計により手数料が決まるプランのみ |
主要ネット証券手数料比較(税抜)2019年8月時点
1注文ごとに手数料が決まるプランでは、ライブスター証券の取引手数料がすべての価格帯で安くなっています。投資金額で比較すると20万円以下の取引では各証券会社の差は微々たるものですが、50万円・100万円と取引金額が大きくなるにつれて差が出るのがわかります。
1日の合計金額で手数料が決まるプラン
続いて、1日の合計金額で手数料が決まるプランは以下の通りです。
証券会社名 | ~10万円 | ~50万円 | ~100万円 | ~300万円 |
SBI証券 | 0円 | 429円 | 762円 | 1,562円 |
楽天証券 | 0円 | 429円 | 858円 | 3,000円 |
松井証券 | 0円 | 500円 | 1,000円 | 3,000円 |
GMOクリック証券 | 213円 | 399円 | 797円 | 1,538円 |
ライブスター証券 | 400円 | 400円 | 600円 | 1,400円 |
マネックス証券 | 2,500円 | 2,500円 | 2,500円 | 2,500円 |
auカブコム証券 | 1回の約定代金により手数料が決まるプランのみ | |||
SMBC証券 |
主要ネット証券手数料比較(税抜)2019年8月時点
1日ごとに手数料が決まるプランでは、SBI証券・楽天証券・松井証券の3社が10万円まで無料となっています。この3社のうち、取引金額が高くなった場合でも取引手数料が抑えられるのがSBI証券です。
また、ライブスター証券やGMOクリック証券は、20万円までの投資金額では割高ですが、50万円以上の高額取引では割安になることがわかります。
手数料で選ぶ!現物取引でおすすめネット証券は?
上記をふまえて、現物取引でおすすめの証券会社をえらんでみます!
総合的な手数料の安さならライブスター証券
総合的な手数料の安さで選ぶなら、ライブスター証券の一律プラン(1注文ごとに手数料が決まる)がおすすめです。すべての価格帯で取引手数料が安いので、投資資金が少ない人でも多い人でもお得感のある証券会社です。
10万円までの手数料が無料!SBI証券
投資資金が少ない場合には、SBI証券のアクティブプラン(1日の合計額で手数料が決まる)もおすすめです。SBI証券のアクティブプランなら、10万円まで手数料が無料かつ、金額が高くなっても取引手数料が抑えられるからです。
株安の影響もあり、全体の約40%に相当する1628銘柄が10万円以下で取引できます。(2019年8月7日時点)そこで、日を分けて毎日少しづつ株を買い増すなど工夫することで、多くの銘柄を手数料無料で取引できます♪
証券会社の手数料に関するギモン
店舗型証券と比べてネット証券の手数料が安いのはなんで?
ネット証券はパソコンやスマートフォンを利用して、自分で株を売買する以外にも、証券会社の店舗で証券マンに直接相談をしながら売買することができます。
店舗型証券では、相談しながら買うことのできる反面、人件費や場所代などがかかっている関係で取引手数料がかなり割高になってしまいます。一方、ネットを利用して自分で株を売買する場合には、人件費などを抑えられるのでその分手数料を安くすることができるわけです。
ネット証券を利用するときに、取引画面の見方や操作方法が分からなくても、コールセンターに電話をすれば教えてもらえますので安心してください♪
証券会社を手数料だけで決めていいの?
同じ銘柄を取り扱っているのであれば、なるべく手数料が安い証券会社を選ぶのがいいと思います。
証券会社ごとに力を入れている部分が違いますので、ひとつの証券会社ですべてをまかなうのではなく、『投資情報ツールならA社を使って、株価チャートはB社が見やすい、取引には手数料が安いC社を利用しよう…』というように複数の証券会社を併用して不足している部分を補うのがおすすめです!
保有株を手数料の安い証券会社へ移すことはできるの?
「株式移管」をおこなうことで、保有株を別の証券会社に移すことができます。手数料は入庫・出庫とも無料の証券会社が多いのですが、出庫のみ有料となっている証券会社もあります。
そこで、「株式移管をする費用」と 「株を売って、他の証券会社で買い直す手数料」を比較して安いほうを選ぶことをおすすめします。
証券会社名 | 詳細ページ |
ライブスター証券おすすめ 手数料が総合的に安い+新規口座開設で約2ヵ月間手数料無料! |
|
SBI証券おすすめ 10万円までの手数料無料!少額投資におすすめ! |
|
GMOクリック証券 資金量にかかわらず手数料が割安に抑えられる♪ |
|
松井証券 10万円までの手数料無料!+【当サイト限定】新規口座開設で手数料20,000円分キャッシュバック |