株式投資の世界には、ウォーレンバフェットをはじめ、ピーターリンチ、ベンジャミングレアムなど数々の成功者がいます。特に、ウォーレン・バフェットは株式投資によって世界第2位の資産家になりました!
そんな偉人たちの書籍は、投資の本質をついている良書ばかりです。そこで、私が読んだ書籍の中から『これはぜひ読んでほしい!』と思う書籍を6つ厳選して紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
投資に役立つヒントが得られるはず!
賢明なる投資家
まず最初に紹介するのは、ベンジャミン・グレアムの「賢明なる投資家」です。 グレアムは、「割安株投資」の考え方やノウハウを確立した投資家で、あのウォーレン・バフェットの師匠としても有名です!
グレアムからは、本来の価値に対して、株価が割安である銘柄に投資することで大きな失敗をせずに資産形成ができることや、日々の株価の値動きに左右されない考え方などを学びました。
バフェットも『賢明なる投資家は、過去最高の投資本』だと賞賛するほどですので、まさに投資家必見の一冊です!
ピーターリンチの株で勝つ
続いて紹介するのは、「ピーターリンチの株で勝つ」です。リンチは、歴代最高レベルの運用成績を収めた伝説のファンドマネージャーですが、本書には個人投資家目線での役立つ考え方が豊富に書かれています。
小売りや外食から10倍株を探すことを得意としていたリンチからは、日常生活の中から大化け株を探すヒントを学べます。
さらにリンチは、株式投資においては機関投資家(プロ)よりも個人投資家(アマチュア)のほうが有利だと主張しています。リンチの言うように、個人投資家は、資金量が少ないので小型株を自由に売買できますし、短期的な運用成績を問われないので良い銘柄があるときだけ投資できるなどのメリットがあるんですね!
個人投資家のバイブル的な一冊!
株で富を築くバフェットの法則
ウォーレンバフェットに関する書籍でおすすめなのが、「株で富を築くバフェットの法則」です。バフェットを20年以上にわたって研究してきたロバート・G・ハグストロームが、バフェットの投資法を分かりやすく解説している書籍です。
バフェットの投資法は、今後も安定成長を続けそうな超優良株を見つけて、本来の価値よりも大幅に安い株価で買うというものです。まさに、割安株投資と成長株投資のいいとこ取りをした手法ですね。
このような素晴らしい銘柄を見つけるのは簡単ではありませんが、世界一の投資家の考え方を知っておくことは、投資の幅を広げるチャンスだと思います♪
バフェットとソロス勝利の投資学
続いて紹介するのは、「バフェットとソロス勝利の投資学」です。
この書籍に登場するのは、ふたりの偉大な投資家(ウォーレン・バフェットと、ジョージ・ソロス)です。ソロスは、通貨・先物市場でレバレッジの効いた取引をおこなっていたので、先ほど紹介したバフェットとは対照的な投資法ですね。
そんなふたりにスポットを当て、対照的なふたりのノウハウや考え方を比較して、共通点や相違点を探っていく読み応えのある一冊です!
オニールの成長株発掘法
続いて紹介するのは、「オニールの成長株発掘法」です。オニールは、業績の勢いと株価チャートをもとに急成長大化け株を狙う投資で大成功しました。
また、オニールが独自に開発したCAN-SLIM法(銘柄選択と投資タイミングをはかるための条件の頭文字)は、相場環境に関係なく、大化けしそうな成長銘柄を探す参考になります。
伝説の名投資家12人に学ぶ儲けの鉄則
最後に紹介するのは、「伝説の名投資家12人に学ぶ儲けの鉄則」です。儲けの鉄則では、12人の名投資家の投資方法の紹介や、活かし方を日本株にアレンジして分かりやすく解説されているので初心者にもおすすめの一冊です。
「偉人の書籍はむずかしくて理解しにくい」、「どの偉人の投資法が自分に合うかわからない…」という人は、まずは儲けの鉄則でさまざまな投資法を学んだ後に、もっと深く知りたい投資家の書籍を読んでみてはいかがでしょうか。
最後に
ここまで、株式投資で大成功した偉人の投資本を紹介してきました。
私自身、投資でつまずいたときに読み返すことで、自分の投資法を改善するための気づきをたくさんもらえました。さらに、大成功した偉人の書籍を読むと、投資に対するモチベーションがあがって自分も頑張ろう!という気持ちになります。
ただし、今回紹介した書籍はボリュームがあり内容も濃いものばかりです。そこで、途中で挫折してしまいそうな人は、目次を見て学びたい章から先に読むなど工夫してみてください。
自分のバイブルとなる書籍を見つけてもらえたら嬉しいです♪