株式投資の育て方 -個人投資家のお悩み解決ブログ

投資戦略や企業分析の方法などをわかりやすく解説しています。

「株価暴落」に有効な対策とは?投資家の行動パターンから学ぼう!

「株価暴落」に有効な対策とは?

株式投資で投資家を悩ませることの一つに、突発的な株価の大暴落があります。それまでコツコツ増やしてきた資産が、暴落に巻き込まれ利益が一気に目減りしてしまうからです。

さらに、暴落が起こると、株式市場には悲観的な雰囲気が漂い、今後のどうなるか分からない先行き不透感から投資家の精神的なストレスは多大なものになります。

私自身も、過去に何度も暴落に巻き込まれ、振り回されてきましたが、考え方を変えることで多少のことでは動じない精神力を少しづつ持てるようになったので、今回はその対応を紹介します。

 

 

突発的に株価は暴落する 

 

株式投資を行っていると、年に1~2回ほど大暴落に巻き込まれることがあります。ここ数年の暴落で代表的なものでは、中国経済の先行き不安から起こった「チャイナショック」やイギリスの「EU離脱問題」などがありました。

 

暴落時の投資家の行動パターン

様々な要因で株価は暴落するのですが、暴落時の投資家の行動を分析すると、規模は違えど投資家の行動パターンは見事に同じです。

投資家の行動パターン

  1. 突発的な理由で暴落が起こり、株式市場に悲観的な声が増える
  2. 多くの投資家は、恐怖から保有株を売って現金化する行動に出る
  3. 大多数の銘柄が業績の良し悪しに関係なくひどく売り叩かれることで、通常ではあり得ないような安値がつくこともある
  4. ひと通り売りが終わり、パニックが収まると(日数や下げ幅は暴落の規模による)我先にと今度は、安値を見直す買いが大量に入り大幅に株価が上昇
  5. 売ってしまった人達も、慌てて買い戻す

 私も過去に何度も、恐怖や不安から解放されたくて保有株を投げ売りした経験があります。

スポンサーリンク

 

 

暴落への有効な対策

 

私自身、上記の様に投げ売りをしていた時期は、全く利益を増やせずにいました。そこで、成功している投資家の行動を分析して、暴落時はどのような対策をすれば良いのか考え、自分なりの結論を出しました。

 

何もしない・もしくは買い増す

暴落時の有効な対策

  • 何もせず、パニックが落ち着くまで静観
  • 暴落を利用して安値で買い増す

私は、過去の失敗を踏まえて、暴落時には上記の様な行動をとる事にしています。

その理由は、基本的に暴落は一時的なものであり、静観していればパニックが落ち着く過程で株価も戻してくるからです。さらに、暴落時は、業績など関係なしに大きく売られてしまうので、買いたかった会社の株を安値で買い増すチャンスでもあるのです。

ピンチはチャンス

暴落時にやってはいけない事

反対に、暴落時に一番やってはいけない事は、周りの空気に飲み込まれ恐くなり、楽になりたい気持ちから暴落時に狼狽売りしてしまう事です。

大多数の人が投げ売りする中で静観したり、買い増したりすることは非常に勇気と精神力がいる行動です。しかし、暴落時に売却して上昇し出してから買い直していると、『安値で売って高値で買い直す』事になってしまい、資産形成が難しくなってしまうのです。

 

市場の雰囲気に飲み込まれないようにする

暴落を乗り切る為には、考え方を変える事がオススメです。

まず、暴落時は「恐怖に包まれヒステリックになる集団心理があること」を理解し、市場の雰囲気に飲み込まれない様、株式市場を客観的に見るようにします。私は、株式市場全体が下げ、この世の終わりのような悲観的な雰囲気が出ているときでも、むしろ精神力を鍛える絶好のチャンスが来たと考えるようにしています。

また、すぐ売る癖がついてしまうと、損小利大*1は難しいので、「 企業の本質的価値が変わっていない自分の保有株を、誰かに安く売る必要はない」と考える事で、安易な売りを防いでいます。

 

 

暴落時に買い増す時の注意点

 

暴落を利用して安く買い増す事が出来れば、後の大きな利益に繋がります。しかし、安易に買い増してしまうと損失を広げてしまうリスクもあるので、買い増す時には以下の点に注意しましょう。

 

暴落の内容には十分注意する

暴落の内容(どれだけ経済に影響がある問題か)に気をつけましょう。暴落の内容によっては、数日から数週間、株式市場で不安定な状態が続くこともあります。

この場合、初日に大きく買い増してしまうと、翌日以降の下げに対応できなくなってしまいます。そうなると、更なる暴落が起こった際の金銭的ダメージや精神的ダメージは非常に大きくなり、冷静さを保つことが困難になってしまいます。

そこで、暴落原因となった内容が、どの程度の規模のものなのか(一時的なものなのか、長引きそうなのか)を判断する事も大切です。

心にゆとりを持つためにも、買い増す場合は暴落の規模を考えて少しづつ買い増しましょう

関連記事:株価下落は、追証が原因でさらに悪化する恐れもあるので、買い増しは慎重におこなった方が良い理由を紹介しています。

www.sumire100m.com

 

暴落理由によっては、売却も必要

暴落の理由によっては、投げ売りすべき時もあります。例えば、EU離脱での暴落などは、その国にとっては大問題であっても日本に直接関係がなかったため一時的な暴落で済みました。

しかし、日本での大震災などは、日本経済に大打撃を与える事になり暴落も長引く可能性があるので、安易な買い増しのリスクはとても高くなります。

同様に、保有する会社に業績の悪化や成長懸念材料が出た時も注意が必要です。基本的に、会社の成長が株価上昇に繋がるので「会社の業績に悪影響を及ぼすこと」があったなら、株の価値が低下することになるので、場合によっては潔く売る判断も必要になります。

 

暴落理由によっては、売却も必要

 

POINT
  • 暴落時の買い増しは、複数回に分ける
  • 日本経済に大打撃を与える事が起きた場合や、保有株の業績に直接悪影響を及ぼす場合は、潔く売る判断をする事も大切

 

下落相場で暴落した場合の注意点

株価暴落が、上昇相場であれば押し目になる事も多いのですが、下落相場では、反発も弱く株価がそのままズルズル下がっていってしまう事もあります。

「損切が続いて調子が悪い」「今まで経験したことのないような相場で、今後の対応が分からない」と感じた時は、無理せず現金比率を高める等の対策も有効です

詳しくは、以下の記事を参照してみて下さい。

www.sumire100m.com

 

最後に

 

過去の経験から、暴落時の対応が長い目で見た時の資産形成に大きく影響してくると考えています。

株価暴落時に大切なのは『暴落理由』です。暴落理由が保有株の業績に直接影響があるのか?ないのか?という点が判断材料になります。

もし、直接影響があるのであれば、潔く売却する必要も出てきます。反対に、影響がないのであれば、周りに流されない忍耐力を持って冷静にやり過ごす事が資産を守るのに役立つと考えています。

関連記事:株価に一喜一憂してしまっている人には、以下の記事がおすすめです。 私自身も考え方を変える事で、株価変動に振り回されにくくなりました。

www.sumire100m.com

*1:「損は出来るだけ少なく、利益は出来るだけ大きく伸ばすべき」という相場格言