株式投資の勉強って、何をすればいいかわからない!という悩みはありませんか?
株式投資の勉強は、残念ながら学校の授業では教えてもらえません。セミナーや株式投資を教える学校もあるのですが、怪しい勧誘をするものもあり見極めが難しいのが難点です。
そこで、今回は投資歴6年の私が本当に役立った勉強法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
株式投資の書籍で勉強する
まず、おすすめしたいのが、株式投資に関する書籍を読んで勉強することです。
書籍の素晴らしい点は、直接その人と話さなくても、その人の意見や思考を存分に知れるところです。私自身、投資で行き詰ったり一人ではどうすれば良いか分からないとき、先人の知恵を利用する事でなんとか乗り越える事ができました。
身近な投資家の真似をするのも良いのですか、やはり長期的に成功を収めた人の考えを自分の投資に組み込む方が、失敗も少なく効率が良いと思います。
成功した投資家の書籍がおすすめ
投資に関する書籍は数多くあり、私も100冊近くのさまざな投資に関する書籍を読んできました。しかし、その中にはふつうの人には向いていない投資法を紹介していたり、一攫千金を進めるおすすめできない書籍もありました。
そこで、何を読んで良いか分からない人は、以下のポイントで探してみて下さい。
- ロングセラー書籍:長年読み継がれているだけに有益で役立つものが多い
- 成功した個人投資家の書籍:実際に個人投資家として成功している人が書いた書籍は、真似しやすく役立つ情報が多い
- 株式投資で大成功した偉人の書籍:投資の本質をついている良書が多い
特にバフェットやピーターリンチなどの偉人の書籍は、投資をする上で大事なことを教えてくれるので、ぜひ読んでみて欲しいです。しかし、外国株向けに書かれていたり、書籍の厚みも分厚く、初心者にはハードルが高いのが難点です。
そこで私が初心者の頃に重宝したのが「儲けの鉄則」という書籍です。12人の名投資家の投資方法を分かりやすく、かつ日本株に置き換えて解説しているので、初心者の私でも十分理解して投資に活かすことができました。
日記やブログに記録を残す
日記やブログで記録を残すというのもおすすめです。私も、ブログや日記に日々感じたことや学んだ事、保有株へ投資した理由などを書いて、すぐに読み返せるようにしています。
特に、失敗をしたときは「なぜ、失敗したのか?」「どうすれば良かったのか?」を書き残しておくようにしています。人は忘れる生き物なので、記録をしておかないと、過去の失敗を繰り返してしまう恐れがあるからです。
そして、自身の失敗談を書いたノートが「自分専用の教科書」となり、読み返すことで同じような失敗をするのを防ぐ効果があります。
会社四季報を読む
続いて、さまざまな会社を知るためには「会社四季報」がおすすめです。
四季報を使わずに、スクリーニング機能などで銘柄を絞っていると、どうしても投資する銘柄に偏りが出てしまいます。そこで上場企業が全て掲載されている四季報を活用することで、自分が知らなかった上場企業や魅力的なビジネスをしている企業を網羅的に知ることが出来ます。
注意点として、四季報で良いコメントや数字が出ていたからといって、すぐ投資するのはおすすめできません。情報の鮮度としては『決算短信>四季報』であり、どうしても決算短信を見て先回り買いをしている投資家の後追いになってしまうからです。
四季報は興味のある会社を見つけるためのツールとしての活用がおすすめ!
四季報の見方は、別記事でイチから解説していますので参考にしてみて下さい。
⇒「会社四季報の見方をイチから解説!投資家はどこを見るべき?」
経済番組や経済新聞を利用する
経済の大まかな流れを把握するためには、経済番組やニュースをみることがおすすめです。経済番組や経済新聞では、幅広い分野が取り扱われるので、情報収集が自分の保有株の分野に偏ってしまうのを防ぐ効果もあります。
経済番組に関しては、以下のような番組が分かりやすくて重宝しています。
- ニュース モーニングサテライト(テレビ東京):経済ニュースが学べる
- ガイアの夜明け(テレビ東京):経済動向やビジネス事情が学べる
- カンブリア宮殿(テレビ東京):経営者の戦略や思考を学べる
- がっちりマンデー(TBS):企業の儲けの秘密が学べる
また、経済新聞の活用もおすすめです。私は、楽天証券のスマホ株アプリiSPEEDを利用して経済新聞を読んでいます。楽天証券への口座開設が必要ですが、iSPEEDを使えば、日本経済新聞(朝刊・夕刊)、日経産業新聞、日経MJなど直近3日分までの記事が無料で閲覧できるようになります。
通常、日経新聞電子版を購読すると月額4,200円、年間50,400円かかりますので、まず試しに楽天証券版を利用してみてはいかがでしょうか。
⇒「日経新聞が無料で読める!楽天証券版の日経テレコンの機能や使い方とは?」
マネー雑誌を読む
私が、メインで読んでいるのは、「ダイヤモンドZAI」「日経マネー」です。
毎回さまざまな上場企業が取り上げられていますが、四季報や新聞と違い、カラーで文章も簡単で読みやすいので楽しみながら勉強しています。
しかし、「雑誌に載っているから」という理由だけで銘柄を選ぶのはおすすめできません。多くの投資家が目にしているため、高値掴みになってしまう恐れがありますし、本当に投資して良いかは自分で判断する必要があります。
他にも、成功した投資家の特集は、真似できる内容や役立つ情報が詰まっていて勉強になるので買うようにしています。
Twitter・ヤフー掲示板
株式投資の情報が特に多く集まっているのは、Twitterとヤフー掲示板です。さまざまな考え方の投資家がいますので、自分が気づかなかった情報や着眼点を発見できることも多々あります。
ただし、株を保有している人は「良い意見」を、株を安く買いたい人やすでに売ってしまった人は「悪い意見」を言う傾向にありますので、あまり鵜呑みにし過ぎず自分の頭で考える必要になります。
独学で勉強する時のコツ
続いて、独学で勉強するときのコツについて紹介します。
投資では、株価指標やチャートの見方、決算短信やIR情報の見方など勉強することがたくさんあります。やみくもに勉強していては、中々身に付けることができません。
そこで私は長期投資をしながら、分からないことが起こったときに、その都度調べることで必要な知識を増やしていきました。
長期投資で会社を観察する
そもそも会社というのは、数週間や数か月ではあまり変化がしません。なので、短期投資を繰り返しているだけでは、会社が成長していく過程を学ぶ事は難しいです。
一方で、長期投資をしていると、会社の成長を肌で感じられ、さまざまな学びを自然と得ることができるのです。 さらに、株主優待や配当金をもらったり、株主総会に出席することもできるので、株式投資を楽しみながら行うことができます!
最後に
投資は、失敗や検証を繰り返して、少しずつ自分の投資スタイルが出来上がってくるので、勉強してもすぐに結果に結びつけるのが難しい場合が多いです。
私も最初の2年間は、ほとんど利益が出ずに挫折しそうになりました。しかし、「今は上手くいってなくても諦めなければ、いつか形になる」と信じて勉強を続けた事で、利益を出せるようになりました。
上手く行かなくても、諦めずに試行錯誤を続けよう!
実際に投資してみることが大切
また株式投資を始める時、「十分勉強してから、投資をしよう!」「デモのトレードで慣れてから投資しよう」などと思うかもしれません。
しかし私は、実際に投資をしながら分からない所をその都度調べていくという方法が一番効率的だと考えています。
ただ勉強だけしていると、簡単に挫折してしまう恐れがあります。しかし、実際に自分のお金を使って投資すると「自分のお金をかけているのだから絶対に成功したいとい」という気持ちが湧き、本気度が変わるはずです。
もちろん、慣れないうちは少額からでOKです。1株数百円から買える証券会社もありますので、身近な企業や好きな企業の株を買うことから始めてみてはいかがでしょうか。
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