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株主優待の利回りアップが期待できる!優待をお得にゲット&活用するコツ4選

 

株主優待の利回りアップが期待できる!お得にゲット&活用するコツ4選

今回は、株主優待をお得にゲットして活用するコツについて紹介します。上手に活用して実質的な利回りアップに役立ててみてください♪

1.家族で優待株を最低単元ずつ保有する

配当金は、保有枚数によって利回りは変わりません。しかし、株主優待は保有枚数が増えると利回りが低下しやすくなります

例えば、クリエイトレストランホールディングスの株主優待では、100株以上保有で年間6,000円相当、500株保有で年間12,000円相当、1000株保有で年間30,000円相当の食事券がもらえるのですが、保有枚数と優待利回りを比較してみると以下のようになります。

クリエイトレストランHDの保有枚数と優待利回りの比較
保有枚数 優待金額 優待利回り
100株 6,000円 3.04%
300株 6,000円 1.01%
500株 12,000円 1.22%
1000株 12,000円 0.60%
1500株 30,000円 1.01%

※2019年10月16日の終値の株価1,974円で計算

上記を見ると100株保有時の優待利回りは、3.04%とずば抜けて高くなっているのが分かります。逆に、100株以上購入した場合には、利回りは1%程度に下がってしまいます。

そもそも、企業が株主優待を贈る目的として、長期で応援してくれる個人投資家を増やしたい(安定して株主でいてくれる人数を増やしたい)という想いがあります。そのため、多くの人が買いやすい100株保有の優待利回りが高くなりやすいのです。 

そこで、保有枚数が増えても優待利回り維持するためには、1人で保有している分を家族で分け合って最低単元ずつ保有するようにしましょう。

3人家族の場合、クリエイトレストランHDの優待の株をひとりで300株買ったとしても、年間6,000円相当の無料券しかもらえません。しかし、家族3人で100株ずつ買った場合は、年間6,000円×3人分=18,000円相当の食事券がもらえることになります。これなら、優待利回は下がりませんね♪ 

女の子
スミレ

優待利回りを低下させないために、家族で協力して1人1単元ずつ保有するのがおすすめ!

 

2.同じ優待がもらえる銘柄は利回りで比較

グループ内で複数の会社が上場している場合、優待内容が同じことがあります。優待獲得に必要な最低金額や優待利回りも異なってきますので、比較してお得な銘柄を見つけましょう。

以下は、コロワイドグループ店舗で利用できる優待ポイントがもらえる3社の比較です。

コロワイドグループの比較
 銘柄名 最低購入金額 優待利回り 配当利回り
コロワイド 107万円 3.74% 0.23%
アトム 10万円 4.00% 0.20%
カッパ・クリエイト 14万円 4.28% 0.36%

※2019年10月16日の終値で計算

親会社のコロワイドでは、優待をもらうためには100万円以上の資金が必要です。

優待は欲しいけど資金が足りない場合には、子会社のアトムなら、10万円程度の資金で優待を取得できます!ちなみに、優待+配当利回りを比較すると、子会社のカッパ・クリエイトがもっとも高いことが分かりますね。

ほかにもライザップグループの株主優待や、 優待に近年人気のプレミアム優待倶楽部を導入している銘柄では利回りに差がでるので、購入前に優待利回りを比較してみましょう

 

3.優待券と割引券と併用する

買物券や食事券などの株主優待は、ほかのクーポンと併用できる場合が多いです。そこで、併用できるクーポンや割引サービスがないかを事前にチェックしてから優待を使うのがおすすめです。

特に、すかいらーくHDのガストやバーミヤンのように、割引クーポンが充実していて簡単にゲットできるような場合は要チェックです♪

出典:すかいらーくの公式アプリ

 

女の子
スミレ

優待券+割引クーポンでさらにお得に♪

※株主優待によって条件が異なりますので、各会社HPの株主優待に関するQ&Aなどで利用条件を確認するようにしてください。 

 

4.手数料の安い証券会社を利用する

株は、購入時と売却時にそれぞれ投資金額に応じた手数料がかかります。この時、同じ株を買う場合でも、どこの証券会社を使うかによって取引手数料は変わってきます。

まず、証券会社の店頭で購入するよりも、インターネットの証券会社を利用したほうが圧倒的に安いので、店頭で買っている人はネットを利用するだけでコストを大幅に抑えられます。

さらに、どのネット証券を使うかで手数料が変わってきます。そこで、なるべく取引手数料の安い証券会社を利用することで、お得に株主優待をゲットできます。

手数料の節約におすすめなのが、ネット証券口座開設数No.1のSBI証券です!

SBI証券では2023年9月30日より、電子交付サービスに申込条件だけで、国内株(現物取引・信用取引・単元未満株)の取引手数料が無料になりました!

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少しの差に感じるかもしれませんが、取引回数が増えれば増えるほど手数料の差は広がりますし、年単位で考えると結構な差がでてきます。