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「成行注文」と「指値注文」は使い分けが重要!方法や使える小技を紹介!

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株を売買する時の注文の仕方は色々ありますが、大多数の人は「成行注文」「指値注文」のどちらかを使っているはずです。

私は、状況に応じて「成行注文」と「指値注文」を使い分けた方が良いと考えているので、今回は普段活用している使い分け方法を紹介します。

 

「成行注文」と「指値注文」の違い

 

「成行注文」と「指値注文」の違いは、注文時に価格を指定するのか、指定しないのかの違いです。

成行注文は、取引の成立を重視したい時に有効な方法です。「必ず買いたい」「必ず売りたい」といった時に、値段を指定しないことで即座に売買が成立します。しかし、すぐに売り買いできる反面、思わぬ高値や安値で取引されてしまうリスクもあります。

 一方、指値注文は、取引の価格を重視したい時に有効な方法です。希望の値段を指定して、その値段で売買したい人が現れれば売買が成立します。しかし、注文が必ず約定する訳ではない為、売買のチャンスを逃してしまうリスクもあります。

 

POINT
  • 成行注文:取引の成立を重視→思わぬ高値や安値で取引が成立するリスクあり
  • 指値注文:取引の価格を重視→売買のチャンスを逃してしまうリスクあり

一長一短なので、状況に応じて使い分けるのがオススメ!

 

「成行注文」と「指値注文」の使い分け

 

「成行」と「指値」を状況によって、適切に使い分けることが重要になります。

指値と成行を比較する人

 

中長期投資なら、基本は成行注文で!

私は、中長期投資を行っている為、基本は成行注文をしています。上手く指値を入れる事は難しいですし、取引が成立するかをいちいち気にする時間が勿体ないからです。

デイトレードなどの短期売買ではないので、買値や売値に神経質になりすぎる必要はありません

 

もちろん、指値の方がお得に注文できる事もあるのですが、株価が上昇すればするほど、その差は誤差程度になります。例えば、株価が買値から2倍になったとします。そうなれば、1000円で買うのも1003円で買うのも大きな差はないのです。

それよりも、指値にして目先の利益を重視したことで充分な量買えないことや、売れないことの方が勿体ないからです。 

 

保有株に悪材料が出た時は?

悪材料が出て、その株の価値が暴落した時は、迷わず成行注文で売るのが良いでしょう。

のんびり指値にしている間に、あっという間に暴落してしまいます。ストップ安になってしまったら、成行であっても売る事が出来なくなってしまうので、売ると決断をしたならば、潔く成行を使いましょう。

 

板が薄い場合は指値注文が有効! 

出来高の少ない小型株に多いのですが、枚数が少なくて、さらに買い値と売り値に差が開いている場合があります。 

薄い株板

 

図にあるような場合、仮に400株買いたいと思って成行買い注文をいれます。

一度に成行注文を入れると、「1000円で100株」と「1050円で200株」「1100円で100株」で買うことになってします。結果として、自分の買いで値崩れを起こし、ずいぶんと割高な値段で買うことになってしまうのです。そこで、板が薄い場合には、一度に買うのではなく、指値を入れて慎重に安値を買う方法がおすすめです。

 

暴落時に買いたい時も、指値は有効

株価の価値は変わらないのに、その株が暴落している時の「買い」には、「指値」も有効に使えます。

暴落時は、予想以上に値が下がるので「この価格なら喜んで買いたい」と思える価格にいくつか指値を入れておくのです。すると、大量の売り注文とぶつかって、思わぬ安値で買えることがあるからです。

関連記事:暴落時の対処法を以下の記事で解説していますので、参考にしてみて下さい。

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使える小ワザ

 

私は、中長期投資をしているので基本的に「成行注文」をしています。しかし、他の人と成行注文が重なると、思わぬ高値で約定してしまうリスクがあるのです。

先ほどの図で説明すると、「成行」で100株注文を入れると、基本的には「1000円」で約定するはずですが、タッチの差で他人に300株の成行買い注文を入れられてしまった場合は、「1100円」での約定になってしまう恐れがあるのです。

 

取引を優先しつつも、リスクを抑える方法

高値で約定することを防ぐために、有効な方法があります。

それは、成行買い注文したい場合でも「売り板の最安値」で指値注文するのです。

先ほどの図で説明すると、成行注文したい場合も「1000円」で指値注文するのです。そうすれば、「1000円」ですぐに取引が成立することがほとんどですし、万が一先に買いを入れられた場合でも「1000円以外では約定しない」ので、リスクも抑えることが出来るのです。

株板で使える小ワザ

 

ここまで使い分け方法を紹介してきましたが、いかかでしょうか。

状況に応じて臨機応変に使い分けをする事で、少しでも有利な取引ができるようにする事も株式投資のおいて大切だと考えています。