結婚してから夫婦で投資をするようになりました。正直、「投資はひとりでやるもの」という認識が強かったですが、夫婦で株式投資をはじめてみると、意外にも多くのメリットを感じられました!
そこで今回は、夫婦で株式投資して実感したメリットを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
夫婦で株をするメリット5選
銘柄に対する客観的な意見がもらえる
夫婦で株式投資をはじめてからは、有望銘柄を見つけた際に投資する理由(会社のビジネスモデル・業績・将来性・目標株価など)をお互いにプレゼンしてから投資するようになりました。
その結果、相手を納得させるために、自分ひとりで分析していた頃よりも徹底的に調べるようになり、自然と分析力が高まりました。また、懸念点や疑問点などを自分とは異なる視点で冷静に指摘してもらえるので、深堀りできるようになりました!
ちなみに、場所を取らないホワイトボードシートを活用すると、自宅を簡易会議室として使えるのでおすすめです♪
投資対象になる銘柄が増えた
私の場合、自分がよく知っている会社に投資するようにしています。
日常生活でよく利用する会社、趣味や仕事で関わりのある会社、女性向けのサービスや商品を扱う会社など、自分が理解しやすい会社のほうがスムーズに分析できるからです。
逆に、馴染みのない会社は業績が好調であっても深く理解できないので避けていました。しかし、夫婦で投資をはじめたことで、夫の得意な分野についても投資家目線での意見が聞けるようになり、投資対象となる銘柄が増えました!
自然とリスク分散ができる
私は、基本的に自信のある少数の銘柄に集中投資しているので、ややリスクをとったポートフォリオになっています。実際、もう少し分散したい気持ちもあるけど、これ以上増えるとしっかり分析できなくなりそう…。という悩みを抱えていました。
しかし、夫自身が私とは別の自信のある銘柄に投資するようになったおかげで、自然と家庭内で分散投資ができるようになりました。
お互いの得意分野で集中投資しても、自然とリスク分散ができる!
株の辛さや喜びを共有できる
株式投資はつらいことも多く、ひとりでいると冷静さを失うようなできごとも、夫婦で励ましあったおかげで乗り越えることができます!
たとえ株価の暴落で一時的に評価益が大きく減ってしまっても、配偶者も投資をしていれば事情を分かってもらえるため、責められずに理解してもらえるので助かっています。
また、他人に株の儲け話はできませんが、夫婦であれば一緒に喜んだり美味しいご飯でお祝いすることもできます♪
将来設計がたてやすくなる
独身時代は、お金の使い道を自分ひとりで決めることができますが、結婚すると夫婦で話し合って決めることになります。
一般的には貯めたお金をマイホームの頭金にしたり、新車を購入したいという意見が多いと思います。しかし、多額のローンを組んでマイホームを購入すると、その時点でローン返済に追われることとなり、投資に回せるお金が捻出できなくなるおそれがあります。
一方で、投資でお金を増やすためには、「余裕資金は投資にまわす」、「利益は再投資する」、「家や車などの大きい買い物は控える、もしくは資産が大きく増えた後にする」などの工夫が重要になります。
片方だけが投資をしていると、このようなすれ違いが起こりやすいですが、夫婦で投資をはじめたことで、資産形成を第一に考えた将来設計を立てられるようになりました。
将来設計に対する考え方が一致しやすくなる!
夫婦で証券口座を持つメリット
株主優待が2人分もらえる
優待株を夫婦で最低単元保有すると、株主優待が2人分もらえるようになります。
100株以上の保有で食事券がもらえる優待であれば、ひとりで200株持っても1人分の優待しかもらえません。しかし、夫婦で100株ずつ持てば2人分の優待がもらえるようになります。
また、保有単元数に応じて優待内容がグレードアップするものもありますが、最低単元の優待利回りが一番高くなる銘柄が大半です。そのため、優待利回りを低下させないためにも、夫婦で協力して保有するのがおすすめです♪
参考:株主優待の利回りアップが期待できる!優待をお得にゲット&活用するコツ4選
NISAの非課税枠を2倍使える
少額投資非課税制度のNISAを利用すると、ひとりあたり年間120万円を最大5年間の計600万円まで非課税で投資することができます。
つまり、NISAを夫婦で開設すれば年間240万円を最大5年間の計1,200万円まで非課税枠が増える計算になります♪
夫婦で株式投資をおこなう注意点は?
夫婦で投資をするメリットは、たくさん感じています。一方で、夫婦で投資する際に注意したほうが良い点もあります。
それは、夫婦それぞれ自分名義の口座を作って投資することです。夫婦であっても複数人でひとつの口座を利用して取引をすることは禁止(借名取引と言います) されていますので、気をつけましょう!
※口座開設は開設費や維持費は一切かからずに無料でできます!