株式投資の育て方 -個人投資家のお悩み解決ブログ

投資戦略や企業分析の方法などをわかりやすく解説しています。

PER(株価収益率)とは?

 

PER(株価収益率)とは?

PER(株価収益率)の基本について解説します。

PER(ピーイーアール)とは

PER(ピーイーアール)は、「Price Earnings Ratio」の略で、株価収益率という意味です。

現在の株価が1株利益の何倍の水準まで買われているかを表していて、PERの数値が低いほど、株価は割安と判断されます。

企業の割安感をはかるもっとも有名な指標で、多くの投資家が参考にしています。

PERの計算方法

PER(倍)=株価÷1株あたりの当期利益

PERは、上記の計算式で求められます。※1株利益とは、会社が1年間に稼いだ利益を、発行済み株式数で割ったものです。

計算式からもわかるように、PERは「株価」と「一株利益」の数値によって変動します。

株価が下がるか一株利益が増えれば、PERが下がって割安度が高まり、株価が上がるか一株利益が減れば、PERが上がって割安感が弱まります。

PERが変動する要因
  • 株価が下がる→PERの数値は下がる
  • 1株利益が増える→PERの数値は下がる
  • 株価が上がる→PERの数値は上がる
  • 1株利益が減る→PERの数値は上がる

PERが変動する具体的な要因

では、具体的にどのような事象でPERは変動するのでしょうか?

例えば、上方修正が発表され今後の成長を期待される、優待新設や配当の増配などで将来への期待や注目度が高まると、PERも高く評価されやすくなります。

反対に、下方修正や優待廃止や配当の減配など、企業の先行き不安が懸念される場合には、PERが低く評価されやすくなります。 

 

PERの平均値は業種によって異なる

歴史的にも企業の平均PERは15倍とされていますが、業種によってPERの平均値も大きく異なります。

ネット企業やAI、クラウドなど情報・通信業のように成長スピードの速い企業は、投資家からの期待も大きいのでPERが高くなりやすいです。高成長&人気の企業は、PERが100倍を超える場合もあります。

一方で、銀行や電気・ガスなどのように安定はしているが大きな成長が望めなさそうな業種に関しては、PERは低くなりがちです。

女の子
スミレ

PERの安い高いは、同業他社と比較して判断することが大切です♪

 

実績PERでなく予想PERを見よう

PERには、過去の実績をもとに算出される実績PERと、決算書で発表される業績の予想値をもとにしたPERがあります。

どちらを参考にすればいいでしょうか?

個人的には、株価は過去の実績よりも、将来の業績を織り込んで動く傾向にあることから、過去の実績よりも、予想PERを参考にしています。

実績PERだけを見てしまうと、過去の実績が悪かったが今期から業績がよくなる会社を見逃してしまうからです。

特に中長期で投資するのであれば、将来の予想PERをもとに割安・割高を判断することをおすすめします♪