株式投資で成功するために、頭の良さは関係ない。必要なのは「合理的に考えること」である。 これは「投資の神様」ウォーレン・バフェット*1の言葉です。
頭が良いのに株式投資で成功できない理由
株式投資は、頭の良い人が成功するというイメージがありました。
数字や経済に強い人が、高度な計算をしながら行っている。平凡な私には、とても難しくて無理なのではないか。と正直、全く自信はありませんでした。
しかし、医者や数字に強い公認会計士といった勉強ができて頭が良い人達の中にも、投資では失敗し株式市場から姿を消している人が大勢いるということも分かりました。
頭が良いのに上手くいかない人の傾向
- 複雑に考えすぎている
- 自分の実力を過信しすぎている
- 主観的な株価予測(明日は日経平均は上がりそうだから買い)に投資している
- のめり込み過ぎてしまい我を失ってしまう・感情のコントロールが出来ない
株式投資は難しく考える必要はありません。計算も足し算・引き算・掛け算・割り算・百分率で十分です!
複雑な手法を取る必要なし
世の中には、株式投資の情報や手法は無数に存在していて、インターネットで検索をすればいくらでも出てきます。
しかし、無理をして複雑な手法を取る必要はありません。「理解できない方法」や「よくわからないもの」には手を出さないよう、自分自身で取捨選択をし惑わされないようにすることも大切です。
経済指標を用いて日経平均先物を売買したり、リンジャーバンド、MACD、ストキャスティクスなどの難しいテクニカル分析に手を出さなくても成功することは出来ます。
私自身も、自分が十分に理解できる会社にしか投資しないように心がけています。
必要なのは合理的な考え方
株式投資で必要な合理的な考え方とは、リスクとリターンを比較し、少しでもリターンが大きくなるような選択を繰り返していく事だと考えています。
例)利益確定
- 自分のルールを8%下がったら損切り、20%上がったら利益確定と設定(✖)
⇒ これでは、利益がでてもあまりうま味がない
- 数値的なルールを儲けず、価値のある会社を安く買い高く売る投資する(〇)
⇒損失は元々安く買っていれば限定的(最大でも元手分)なのに対し、利益は会社の成長や人気の度合いによっては、2倍3倍・・・と無限に広がっていくことになる。
合理的に考えると、売り買いに数値的なルールを設けるのではなく、時間をかけてゆっくりと会社の成長を見守る方が有利!
参考記事:私の考える「簡単で合理的な投資方法」を以下の記事で紹介していますので、参考にしてみて下さい。
投資の基本は「安く買い・高く売る」
成功した投資家の行動を観察すると、日経平均の値動きは気にせず、保有している会社の株価が、業績や成長性に対して割安なら持ち続け、割高になったら売却する。というとてもシンプルで単純なものです。
- 着実に成長している会社を安く買い、高くなったら売る
- 日経平均の先行きを予想したポジション調整はしない
- 保有株の業績に直接関係ない暴落は気にしない
私自身、投資を通じて、会社の成長を応援したい!という気持ちを持つようになってからは、主観的意見や感情に左右されながら取引するのではなく、客観的事実(企業業績・割安感・将来性)に基づいて合理的に行動を出来るようになりました。
*1:アルバイトで作った資金からスタートして一代で5兆円もの個人資産を築いた、史上最強と言われる投資家。