日本株とは違い、米国株は取引できる証券会社が限られていますので、「米国株をはじめたいけど、どこの証券会社が良いかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、日本国内のネット証券で米国株投資におすすめの証券会社を、手数料・取扱銘柄数・注文方式などで比較していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
今回は、米国株投資におすすめのネット証券を見ていきましょう!
各社の最低取引手数料が0米ドル(無料)となり、米国株に投資しやすくなった!
1.マネックス証券
おすすめ度 | ★★★★★ |
取扱銘柄数 | 約3,500銘柄以上 |
手数料率 | 約定代金の0.495%(税込) |
最低取引手数料 | 0米ドル |
取引手数料上限 | 22米ドル |
為替手数料 | 1ドルあたり25銭 買付時の為替手数料は無料 |
特定口座への対応 | 〇 |
注文可能時間 | 24時間 |
注文の有効期限 | 90日間 |
注文方式 | 成行注文 指値注文 逆指値注文 ツイン注文 連続注文 OCO注文 トレールストップ注文 |
貸株サービス | なし |
取扱銘柄数がネット証券最多!
マネックス証券は、米国株投資に力を入れており、投資可能な米国株は約3,400銘柄と、ネット証券最多の取扱件数です!
最低取引手数料は0米ドルへ
為替手数料ってなに?
為替手数料とは、日本円をアメリカのドルに換えるときにかかる手数料です。米国株投資には、米国株を取引する売買手数料以外にも、円をドルに換える為替手数料がかかります。
特定口座に対応
マネックス証券では、特定口座を選択することで面倒な米国株の譲渡益や配当の課税計算を自分で計算しなくて済みます!
注文方式が多彩
マネックス証券なら、成行注文・指値注文以外にも逆指値注文・連続注文といった多彩な注文方式で取引することができます。さらに、注文可能時間が24時間、注文の有効期限が90日間と充実しているのも嬉しいポイントです!
米国株情報が豊富
マネックス証券に口座を持っていると、米国株厳選銘柄レポートbook(米国に上場している個別銘柄やETFを厳選して紹介しているレポート)や、バロンズ拾い読み(米国の金融メディア「バロンズ」の情報を日本語に翻訳したもの)を無料で読むことができます!
2.SBI証券
おすすめ度 | ★★★★ |
取扱銘柄数 | 約3,300銘柄以上 |
手数料率 | 約定代金の0.495%(税込) |
最低取引手数料 | 0米ドル |
取引手数料上限 | 22米ドル |
為替手数料 | 1ドルあたり25銭 外貨預金なら4銭 FXの現引きなら0.5銭 |
特定口座への対応 | 〇 |
注文可能時間 | 10時30分~19時 19時30分~翌日5時(サマータイム時) |
注文の有効期限 | 15日間 |
注文方式 | 成行注文 指値注文 |
貸株サービス | あり |
最低取引手数料が0米ドルへ
SBI証券では、2019年7月22日より米国株取引の最低取引手数料が、0米ドル(無料)へ引き下げられました!
為替手数料を抑えられる!
通常1ドルあたり25銭の為替手数料ですが、SBI証券には為替手数料を安くする裏ワザがあります!
1.住信SBIネット銀行で外貨普通預金をする
ひとつめは、住信SBIネット銀行で外貨普通預金をする方法です。
住信SBIネット証券で円を米ドルに換え、外貨即時決済サービスを使うと、SBI証券の口座に無料かつリアルタイムで米ドルが入金されます。このときにかかる米ドルの為替手数料は1ドルあたり4銭です。
さらに、住信SBIネット証券の外貨積立を利用すれば、買付時の為替手数料を4銭→2銭にまで抑えることができます!
2.SBI FX αで買った米ドルを現引きする
ふたつめは、SBI証券のFX取引サービス「SBI FXα」で買った米ドルを現引きする方法です。
「SBI FXα」で買った米ドルを現引きすることで、為替手数料を0.5銭にまで抑えることができます。※現引きとは、取引した外貨を証券口座へ出金することです。
ただし、「SBI FXα」を利用する場合は、最低買付が1万ドル(1ドル110円なら110万円)からで、反映までにタイムラグが発生するデメリットに注意しましょう。
110万円分の円をドルに換えた場合。(1ドル110円で計算)110万円÷110円=1万ドルとなり、110万円を1万ドルに交換できるのですが、このときの為替手数料は、以下の通りです。
- 通常の為替手数料(25銭):2500円
- 外貨預金(4銭):400円
- FX現引き(0.5銭):50円
ドルを円に戻す時やドルで入金された配当金を円に換える時にも手数料はかかるので、SBI証券を利用する場合は、ぜひ活用してみてください♪
保有中の米国株を活用して金利が受け取れる
貸株とは、保有している株を証券会社に貸し出すことで、レンタル料として金利が受け取れるサービスです。SBI証券は日本で唯一、米国株式・米国ETFの貸株サービスに対応しています。
3.楽天証券
おすすめ度 | ★★★★ |
取扱銘柄数 | 約3,500銘柄以上 |
手数料率 | 0.495%(税込) |
最低取引手数料 | 0米ドル |
取引手数料上限 | 22米ドル |
為替手数料 | 1ドルあたり25銭 |
特定口座への対応 | 〇 |
注文可能時間 | 15時~翌日5時(サマータイム時) |
注文の有効期限 | 90日間 |
注文方式 | 成行注文 指値注文 |
貸株サービス | なし |
最低取引手数料が0米ドルへ
楽天証券では、 2019年7月22日より米国株取引の最低取引手数料が、0米ドル(無料)へ引き下げられました!
楽天ポイントが貯まる
さらに楽天証券なら、国内株式手数料コースを「超割コース」にしておくことで、米国株取引で支払った取引手数料の1%(大口優遇なら2%)がポイントバックされます♪
取引画面が見やすい・操作しやすい
取引画面が分かりやすいのも楽天証券のメリットです。
マネックス証券やSBI証券では、外国証券取引のためには別タブを開く必要があります。しかし楽天証券なら、日本株と同じ画面・ほぼ同様の操作で米国株を売買できます!
操作が簡単で注文画面も分かりやすいので、米国株初心者でも迷わず取引できると思います♪
まとめ
米国株に本格的にチャレンジしたい人は、取扱銘柄が豊富で注文方式が多彩な「マネックス証券」をおすすめします♪
また、ひとまずはNYダウに連動するETFや大型優良株への投資からはじめてみたい人は、為替手数料が抑えられる「SBI証券」や、取引画面の操作がしやすい「楽天証券」 もおすすめです。
実際に使ってみて、自分にあった証券会社を見つけてみてください♪
米国株投資は早めの準備を!
米国株投資では、円をドルに交換するなど慣れない操作も必要です。そのため、すぐに取引する予定が無くても、事前に口座の準備や取引方法だけでも確認しておくと、いざという時に焦らなくて済みます♪
証券会社名 | 詳細ページ |
マネックス証券おすすめ 取扱銘柄が豊富で注文方式が多彩! |
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SBI証券 取引手数料や為替手数料が抑えられる! |
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楽天証券 取引画面の操作がしやすく、楽天ポイントもたまる |
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